ロット、ハンス(1858-1884)

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CD

交響曲第1番、管弦楽のための組曲への2つの楽章 P.ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団

ロット、ハンス(1858-1884)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1537
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ハンス・ロット:交響曲第1番
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団


夭逝した天才作曲家、ハンス・ロットの唯一の交響曲、その凄絶な名演。
狂気のうちに26歳で夭逝したオーストリアの作曲家、ハンス・ロットの交響曲第1番ホ長調は、今からおよそ20年ほど前に再発見されて演奏されて以来、マーラー以前に作曲された後期ロマン派の薫り溢れる佳品として、実演や録音で親しまれるようになった作品です。
 この曲を、パリ管弦楽団、ドイツ・カンマーフィル、フランクフルト放送響、エストニア国立管のポストを兼任し、現在最も音楽界から熱い注目を浴びる若きマエストロ、パーヴォ・ヤルヴィが手兵フランクフルト放送響を従えて熱演! まさにこの曲の屈指の名演が生まれたと言っても過言ではないでしょう。カップリングは珍しい『管弦楽のための組曲への2つの楽章』。こちらもロットの才能があふれた小品となっています。日本先行発売予定(SONY)

【収録情報】
ハンス・ロット:
・交響曲第1番ホ長調
 1.第1楽章 アラ・ブレーヴェ
 2.第2楽章 非常に遅く
 3.第3楽章 明朗に、生き生きと
 4.第4楽章 非常に遅く−活発に
 録音時期:2010年4月15,16日
 録音場所:フランクフルト、アルテ・オーパー


・管弦楽のための組曲への2つの楽章
 1.スケルツォ アレグロ・コン・ブリオ
 2.終楽章 非常に早く
 録音時期:2010年6月29日
 録音場所:フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザール

 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

内容詳細

同時代の影響混然坩堝の如し。しかし音の周りに何やら得体の知れない可能性が渦巻く。19世紀末のウィーンで才気花開く前に20代半ばで夭逝したロットの音楽は、後期ロマンという時代を濾過せず映していわば過饒である。ヤルヴィは、その型に至らぬ異形の音の間からあふれ出るモノに共感して熱い。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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このCDでの演奏時間53分のうち、第4楽章...

投稿日:2014/07/13 (日)

このCDでの演奏時間53分のうち、第4楽章が22分。 第3楽章までは愉しく聴けたが、この第4楽章が冗長。 繰り返し愛聴するか?と言えば否。 悪い曲ではないが、さして面白い曲とは到底思えない。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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聴けば分かるのですが、音楽とは、基本、パ...

投稿日:2013/05/24 (金)

聴けば分かるのですが、音楽とは、基本、パチリ、真似、いい様に言えば、オマージュ、インスパイアされて、出来上がるものです。特にレコードなんてなかった時代には、もっと頻繁に、行われていた事でしょう。民謡から頂いて来るのは、クラシックでも常套手段だし、そこから、どう思われ、評価されるかで決まってしまう音楽と言う理不尽な世界。どこかで聴いたフレーズが、一杯出てくる、埋もれていた非業の死を遂げた若者の、才能ある作曲家の作品を、堂々録音したパーヴォは流石。N響にやってくる日々が楽しみ。ブラームスに捧げたのか、もう正常でない状態だったのか分かりませんが、そのブラームスに、ケチョンケチョンに言われたショックで、奇行に及んで、精神病院送りになったロット、と言う当時22才の若者の意欲作。音楽で生計を立てるのに苦しんでいたロットの気持ちを、思うと心が痛む。私達が偉いとしている、教科書にも載っている様な作曲家も、明らかに、イカレてると言う人は、沢山います。現代にも、指揮し、演奏してる人だって…。音楽とは、狂気、或いは、一般には、病んでるとされる様な心持ちから、生み出されるのかもしれません。人間、生きていられてこそですが、その証しを、私達は、今、CDと言う形で音楽を聴く事が出来ます。ロットの生きていた時代に、そんな物があれば…。合掌。  人間、自分が生まれ、生きる時代と社会、国、境遇は選べませんから。今、私達は、恵まれている、と、言っていいのか・・・・。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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最初にロットの交響曲を聴いたのはヴァイグ...

投稿日:2012/11/17 (土)

最初にロットの交響曲を聴いたのはヴァイグレ/ミュンヘン放送管弦楽団のCDであった。詳細な資料がついており、たいへん価値のあるCDだが、音楽はなんとなく一貫性のない、支離滅裂なものに感じられ、正直あまりピンとこなかった。しかし、このP.ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団の演奏を聴いて驚いた。とにかく音楽が最初から最後まで美しく輝いている。(頻用されるトライアングルは音量を抑えて、あまり耳障りにならないよう考慮されている。)この演奏を聴いて、弱冠22歳でこれだけの作品を創り上げたロットが天才であったことが初めて理解できた気がする。完成されてはいないが、ひたすら霊感の赴くままに創り上げられた、極めて純粋無垢で貴重な作品だ。この交響曲がもっと広く演奏されるようになることを望む。

m326 さん | 新潟県 | 不明

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