ロス・マクドナルド

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動く標的 創元推理文庫

ロス・マクドナルド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488132088
ISBN 10 : 4488132081
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;15

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    序盤では、チャンドラーを読んでいるかのような感覚を覚えた。探偵、ロス、金持ちの退屈する女、危うい金持ちの美しい娘。物憂く、不幸で、やるせない感じ。解説に引用された村上春樹氏の語るロス・マクドナルド作品の内容についての言葉が的確だ。そして、訳者による詳しい作家本人と妻と娘の話は、今後、彼の作品を読むうえでそれを意識せざるを得ない悲劇的内容だった。こちらは新訳。探偵リュー・アーチャー1作目。2作目以降は、新訳が出るのをまずは待ってみようかな。

  • k5 さん

    リュウ・アーチャーのデビュー作。かなりハードなアクションがあって、けっこうメリハリのある面白い話だったんですが、私の頭にモヤがかかっているのか、肝腎のシーンであれってなることが何回か。どっかで読み直したいです。

  • ゆのん さん

    ハードボイルド御三家の1人。テキサスの石油王が失踪し、間も無く身代金要求の手紙が届く。主人公である探偵アーチャーが依頼により捜査に乗り出す。何て事はない誘拐事件かと思いきや人間関係が絡み合い物語は思わぬ方向へ。携帯やネットなどのの無い時代に書かれているため、自分の足と人々の情報のみで捜査するためなかなか捜査は進まないのだがハラハラしながら楽しめた。

  • つねじろう さん

    新訳で久々のロスマク。何故かバードボイルドの探偵の依頼主は億万長者が多い。お抱え運転手どこじゃなくお抱えパイロットだよ。流石USA。それに億万長者故かどうかわからないが登場人物は皆どこか病んでる。だからお約束通り事件が起きて探偵登場。リュウアーチャーも第1作目だからまだ駆け出し。未熟でドシも結構踏んだりするけどじっとしてなくてピチピチと鮮度が良い。億万長者夫人も連れ子の娘も友人の弁護士も元人気女優やバーの歌い手も皆んな怪しいところも良い。映画では若きポールニューマンとローレンバコールが良い味出してたね。

  • hit4papa さん

    私立探偵リュウ・アーチャー初登場作品です。失踪した石油王の捜査を夫人から依頼されたアーチャー。やがて石油王から、誘拐され身代金が必要な旨の手紙が届きます…。主人公のストイックさとアクションはハードボイルドですが、探偵としてのうっかり、ぽっかりさには違和感大です。シリーズを読み続けると、アーチャーのファンになるのでしょうか。半世紀以上の作品で、家族の崩壊というテーマは現代でもアリですね。登場人物たちか何がしか病んでいるのも今風でしょう。ただし、事件の結末はあっさり目で、記憶にとどめ難くはあります。

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人物・団体紹介

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ロス・マクドナルド

1915年カリフォルニア州生まれ。大学卒業後、海軍に勤めながら1944年に『暗いトンネル』で小説家デビュー。1949年の『動く標的』で私立探偵リュウ・アーチャーをはじめて長篇に登場させ、以後彼を主人公とした作品を中心に発表する。1964年に『さむけ』(ハヤカワ文庫)で英国推理作家協会(CWA)賞シル

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