レーモン・ルーセル

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額の星/無数の太陽 平凡社ライブラリー

レーモン・ルーセル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582768657
ISBN 10 : 4582768652
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
430p;17

内容詳細

『ロクス・ソルス』『アフリカの印象』と同じように、“手法”を用いて書かれた星と太陽の双子の戯曲。言葉が言葉をつむぎ事実の方程式が解かれたとき、そこに奇想天外な物語が生まれる。「「額の星/無数の太陽」小事典」を付す。

【著者紹介】
レーモン・ルーセル : 1877‐1933。パリの裕福なブルジョワ家庭に生まれる。ピアノを習うが詩作に転じ、19歳のとき、韻文小説『代役』(1897)を書く。1932年、括弧が重なる韻文作品『新アフリカの印象』を発表、翌33年、旅先のパレルモで没した。睡眠薬の大量摂取が原因とされる。晩年は財産を失い、チェスに没頭していた

国分俊宏 : 1967年、和歌山県生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学、パリ第三大学博士課程修了(文学博士)。青山学院大学教授。専門はフランス文学

新島進 : 1969年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了、レンヌ第二大学博士課程修了(文学博士)。慶應義塾大学教授。専門はフランス文学、SF文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rinakko さん

    すこぶる久しぶしのレーモン・ルーセル、兎に角読んでいてただ楽しかった。好きだなぁ…。覚えきれないほどの物語の断片が、少しだけ披露されてからどんどん後にされていく。数多のエピソードに深入りするでなく、執着の気配もなくさくっとそこで終わってしまうのがいっそ心地よい。不思議で綺羅で…ただ楽しい。二つの長篇散文、読み返したくなった。

  • ぞるば さん

    筋と関係あるんかないんかわからん「物」がいっぱい出てきて、ごちゃごちゃして楽しい。ふつうに読んだら「無数の太陽」のほうが一本道でわかりやすいけど、この作家にしては退屈、と言われたらそうなのかもしれない。セリフを終わらせないで次の人が引き取って話すの、読みにくいと思ってたら、あとがきに訳すの大変だったと書いてあった。大変だと思う。上演されるとまた違うんでしょうね。

  • ありさと さん

    語られる物のための、といよりむしろ言葉のための言葉が費やされているんだと思うけど。これはきっと役者が演じることでさらに奇妙さが際立つんだろうなあ。棒立ちで喋り続けるしかあるまいよ。

  • (^_^)/ さん

    平凡社ライブラリーで出たのを機に読んだ。長編2作に劣ると思いきや、そんなことはなかった。アフリカの印象等で奇妙なオブジェを生み出していた、閉ざされた輪の中で自律する言葉たちが、輪の綻びから抜け出して物語を紡いでいったような印象。面白い。

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