レコード・コレクターズ編集部

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レコードコレクターズ 2016年 12月号

レコード・コレクターズ編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
196371216
フォーマット
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:

内容詳細

【特集】 ピンク・フロイド──進化の夜明け

初期のピンク・フロイドの膨大な未発表音源がまとめられ、27枚組のボックス・セットでリリースされます。未発表曲、BBCセッションやライヴ・テイク、リミックスに貴重な映像の数々まで、CD/Blu-ray/DVDに詰め込んだ驚愕のヴォリュームです。シド・バレット在籍時から、まもなくデイヴィッド・ギルモアが参加し、わずかな期間に音楽性も変貌し唯一無二のスタイルを作り上げる、その変遷を音と映像で辿れることになりました。日本のファンには伝説的な1971年の“箱根アフロディーテ”の映像が収録されていることも、大きな話題となりそうなボックスの登場です。

■ 肉体性を消し去って生まれた初期ピンク・フロイドの巨大な幻想空間(小山哲人)
■ ヒストリー(松井巧)
■ 71年8月、箱根アフロディーテ(岡井大二×保科好宏)
■ ピンク・フロイド 1967-1972 ディスコグラフィー
  オリジナル・アルバム/編集アルバム(坂本理)
  シングル(松井巧)
■ 『アーリー・イヤーズ・クリエイション 1967-1972』解説(武田昭彦)
■ 27枚組ボックス “The Early Years 1965-1972” 解説(石川真一)


【特集】 ジェフ・ベック『ワイアード』

全米4位の大ヒットを記録したギター・インスト・アルバムの金字塔『ブロウ・バイ・ブロウ』の成功を受け、ジェフ・ベックは再びジョージ・マーティンをプロデューサーに迎えますが、方向性の違いにより二人は実質的に決裂します。代わりにヤン・ハマーがプロデューサー的な役割を担い、ナラダ・マイケル・ウォルデンらと共に制作した『ワイアード』(1976年)は、ロック史に名を刻む、前作に比肩するインスト名盤となりました。今回リリースされた、オリジナル盤とは異なるミックスも収録の“SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション”の解説はもちろん、参謀役を務めたヤン・ハマーやナラダ・マイケル・ウォルデンのキャリアまで、多角的な視点で『ワイアード』の背景に迫っていきます。

■ 一発テイクのように感じるけど、前作とは違った緻密さで作り込まれている(大槻啓之×近藤正義)
■ 全曲ガイド(中重雄)
■ グラフィック・ステーション〜『ワイアード』のオリジナル盤ほか(真保安一郎/紙ジャケ探検隊)
■ SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション解説(近藤正義)
■ バック・メンバー解説〜ヤン・ハマー/ナラダ・マイケル・ウォルデン/エド・グリーン/ウィルバー・バスコムのキャリアを概観(金澤寿和)
■ ヤン・ハマーとPM/ECMレーベル関連ミュージシャンとの交流(松尾史朗)


【特集】 デイヴィッド・ボウイ 1974-1976

1973年のライヴ活動停止宣言を撤回したデイヴィッド・ボウイは『ダイアモンドの犬』をリリースした後、巨大なセットを擁して北米ツアーに乗り出します。その後、ジョン・レノンとの共作シングル「フェイム」での初の全米No.1獲得と最新のソウル・ミュージックへの接近、映画『地球に落ちて来た男』への出演などを経て、再度、自身の異邦人/欧州人としてのアイデンティティに立ち返り、ベルリン三部作に繋がる新境地『ステイション・トゥ・ステイション』へと至りました。キャリアの集大成ボックス第2弾『フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976』発売に合わせ、ボウイにとって激動の時代となった3年間を振り返ります。

■ ジギー・スターダストの影を抜け、変容を模索した“異星の客”の歩み(赤岩和美)
■ 『フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976』解説(サエキけんぞう)
■ 音楽劇『ラザルス』のオリジナル・キャスト版(安田謙一)
■ 『レガシー〜ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ』(赤尾美香)
■ 初音盤化となった主演映画サウンドトラック『地球に落ちて来た男』(赤尾美香)


□ ザ・ビートルズ
『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』の詳細を細部にわたって再検証(森山直明)
□ クイーン
残された素材を漏らさず網羅してファンの悲願をかなえたBBC音源(北井康仁)
□ マーク・スチュワート(ザ・ポップ・グループ)
インタヴュー〜デニス・ボーヴェルと久々に組んだ新作について大いに語る(行川和彦)
□ ビーチ・ボーイズ
新たな事実や証言も飛び出す最新ドキュメンタリー『ペット・サウンズ・ストーリー』が登場(鰐部知範)
初期の貴重音源<モーガン・テープス>の全貌が、ついに明らかに〜“Becoming The Beach Boys”(中村彰秀)
□ レゾナンス・レコーズ
“ジャズ界の新発掘王”ゼヴ・フェルドマンが語る驚きのリイシューの裏事情(原田和典)
□ エルヴィス・プレスリー
トレンドにハマってイギリスで大ヒットした、オーケストラとの“共演”アルバム(宇田和弘)
□ ジャズ・マスターズ・コレクション1200
新たにパーロフォン系も加わったジャズ・アルバム廉価復刻シリーズ(後藤幸浩)


REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします

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