レイ・ブラッドベリ

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塵よりよみがえり 河出文庫

レイ・ブラッドベリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309462578
ISBN 10 : 430946257X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,257p

内容詳細

小高い丘に建つ一軒の屋敷。住む者は、ミイラのおばあちゃん、心を自由に飛ばす魔女セシー、鏡に映らない夫婦、たったひとりの人間の子ティモシー。いまここで、魔力をもつ一族の集会がはじまる。そして、何かが変わる日もまた近い…ファンタジーの巨匠が五十五年の歳月をかけて完成させた、とても特別な物語。

【著者紹介】
レイ・ブラッドベリ : 1920年、イリノイ州生まれ。アメリカを代表する幻想作家。47年、処女短編集『黒いカーニバル』刊行、50年『火星年代記』にて世界的名声を得る

中村融 : 1960年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    ナポレオンが手を貸した。ナイルのほとりで砂と埃にまみれた棺が目を覚ます。次々と。彼らは、パリへ、ロンドンへ、そしてアメリカの中部をめざす。風化してしまう寸前のミイラたちが、夜の風にのって、世界中からある家に向かうのが見えた。強い風の音が聴こえた。これは、ハロウィンの頃に読めばよかったな。

  • えりか さん

    「エリオット一族」について綴られる連作短編集。心をとばしあらゆるものに宿れる少女、大きな翼をもつおじさんなど、不思議な一族とともに暮らす人間の少年の目を通して、限りある時間だからこそ、そしていつかは尽きてしまう生命だからこそ、その尊さが伝わってくる。僕もみんなと同じになりたいと悲しむ少年。でももし永遠の命を手にしたとしたら、それは本当に幸せなことだろうか?「生と死」に出会い、最後に少年が選んだ道になんだかほっとしたような、じんわりとくるあたたかさがあった。セシーとトムの話が好き。

  • KAZOO さん

    レイ・ブラッドベリのファンタジー系統の物語だと思います。ハロウィンの時期のものだと感じます。少年と何かわからない超自然的なものとの物語で連作ものです。読んでいて何かほんのりとする気がします。また再読したい気がします。

  • あたびー さん

    10月に読むのがふさわしい本と言ったら、ブラッドベリの。中でも「一族」の物語は最もふさわしい。表紙を飾る絵はあのチャールズ・アダムズ。アダムズ・ファミリーの創造者。初めて「一族」の物語を読んだのは「10月はたそがれの国」の1編としてだった。身体を置いてどこまでも飛んでいけるセシー。高圧電線にぶつかってレーダーを失い、昼間しか飛べなくなってしまったアイナーおじさん、そしてただ1人普通の人間ティモシー…もっと一族の物語を読みたかったと言う思いを抱いて40年程が過ぎ、今この本を読むことが出来た。

  • ぜんこう さん

    既読の短編も含まれてたのに、あとがきを読むまで気づかなかった。 過去に書かれた短編に新たな短編を加えて一つの物語に・・・ブラッドベリ80歳くらいの時の作品(*_*) セシーやアイナーおじさんなど魅力的な人物(?)も出てきて、映像で見てみたくなる。

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レイ・ブラッドベリ

1920‐2012年。イリノイ州生まれ。宇宙時代の抒情詩人との異名を取る、アメリカ文学を代表する幻想作家。47年、初めての作品集『黒いカーニバル』を発表。50年に刊行した『火星年代記』は世界的な評価を受ける

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