新古典的な作品から前衛的な作品まで、幅広い作風で知られるポール・ルーザス。このアルバムには、1995年のBBCプロムスで初演された「ヴィオラ協奏曲」(ここでは2013年にルーザスが改訂したヴァージョンを収録)と、ヘンデルの「水上の音楽」のブーレを主題に90の変奏を施した「ヘンデル・ヴァリエーションズ」を聴くことができます。前衛的でありながらも、ロマンティックさを失うことのない協奏曲、ヘンデルの軽快なメロディが全く原型をとどめないまでに変容していく変奏曲。どちらもルーザスの豊かな個性が提示されています。(輸入元情報)
ヴィオラ協奏曲(1993-1994/2013改訂)
ヘンデル・ヴァリエーションズ(2009)ヘンデルの8小節の主題による90のシンフォニック・リフレクション
ラーシュ・アネルス・トムテル(ヴィオラ)…1-3
マルク・スーストロ(指揮)…1-3
アンドレアス・デルフス(指揮)…4-8
オーフス交響楽団
録音:Symphonic Hall, Musikhuset Aarhus
2015年12月11-12日…1-3
2017年3月18-20日…4-8
世界初録音