ルリエ、アルテュール(1892-1966)

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CD 輸入盤

ピアノ作品全集、編曲集 ケーレン

ルリエ、アルテュール(1892-1966)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TLS134
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

未来主義の作曲家
アルテュール・ルリエのピアノ作品全集&編曲集


サンクトペテルブルク生まれのロシアの作曲家、アルテュール・ルリエのピアノ作品集。ルリエはサンクトペテルブルク音楽大学に進み、作曲をグラズノフに師事しました。その後ドビュッシーやスクリャービンの音楽に影響を受け、自身のスタイルを確立しました。ルリエは最初の未来主義の作曲家であり、画家のG.ヤクーロフや詩人のB.リフシッツとともに誌面上で共同声明を発表、ペテルブルクの未来派宣言「我々と西欧」において共同声明を発し、音楽と美術と詩に共通する原理を宣告しました。彼は音楽家として作曲だけでなく、当時プロコフィエフと並ぶピアニストの技量の持ち主としても知られていました。
 ここに収録されたルリエ作曲のピアノ作品は1912年から1927年までに作曲され、時代と彼の心情が反映された非常に興味深い内容です。なかでもパブロ・ピカソに献呈された『大気の形(Formes en l'Air)』はルリエの傑作と言えましょう。またストラヴィンスキー作曲の管楽器のためのシンフォニーズは単一楽章の器楽合奏をピアノ編曲したもので、「ドビュッシーの思い出のため」という副題がついております。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ルリエ:4つの詩曲 op.10 (1912)
・ルリエ:5つの合成 op.16 (1914)
・ルリエ:大気の形 (1915)
・ルリエ:アップマンズ・スモーキング・スケッチ (1917)
・ルリエ:4つの小品 (1924-27)(トッカータ、ワルツ、行進曲、ジーグ)
・ストラヴィンスキー/ルリエ編:弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ
・ストラヴィンスキー/ルリエ編:管楽器のためのシンフォニーズ

 ベネディクト・ケーレン(ピアノ)

 録音時期:1992-93年
 録音場所:ドイツ
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 音源:WDR(西部ドイツ放送協会)

収録曲   

  • 01. Quatre Pomes Op.10
  • 02. Synthses Op.16
  • 03. Formes en L'air
  • 04. Upman's Smoking Sketch
  • 05. Stravinsky / Louri - Concertino Pour Quatuor
  • 06. Stravinsky / Louri - Symphonies D'instruments Vent
  • 07. Quarte Pices Pour Piano

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ルリエのピアノ作品は新しい音楽を目指して...

投稿日:2016/10/18 (火)

ルリエのピアノ作品は新しい音楽を目指していく中にありながら詩情があり、選び抜かれた音と音の合間の静けさがなんとも言えず美しい。 数少ない音に多くのものが託されているように思う。 まるで俳句の世界のようだ。 一方、『ピアノのための4つの小品』はトッカータ、ワルツ、マーチ、ジーグといった形式を用いた遊び心に溢れた理屈抜きの明るく楽しい作品。 ルリエがストラヴィンスキイの作品をピアノに編曲したものも素晴らしい。 『吹奏楽の為の交響曲』は編曲版というより、ピアノのための一つの立派な作品になっている。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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