『ビトウィーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロー〜ある普通の女性の素晴らしい人生』　ナタリー・デセイ、ミシェル・ルグラン

現代フランスを代表するディーヴァ、ナタリー・デセイと
巨匠ミシェル・ルグランのドリーム・コンビが再び邂逅！

2013年に発売されたアルバム『Entre elle et lui（デセイ、ミシェル・ルグランをうたう）』でワールドワイドで30万枚以上のセールスを記録するベストセラーを放ったデセイとルグランですが、その後も『ライヴ・イン・ヴェルサイユ』、『シェルブールの雨傘（シンフォニック・ヴァージョン）』（いずれも2014年）で共演を重ねさらに大きな話題を捲いてきました。
　そしてその成功の上に登場するこのコンビの最新アルバム『ビトウィーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロー〜ある普通の女性の素晴らしい人生』。アラン＆マリリン・バーグマンによって書かれた歌詞にルグランが付曲し、一人の女性の誕生から死までを辿ってゆくストーリーとして構成されています。子供時代、思春期、初恋、そして母となって成長していく人生を、ルグランならではの美しいメロディに彩られた歌で描いた、まさに現代のオラトリオともいえる作品です。もともとはルグランが1970年代に構想しながら未完に終わったプロジェクトで、デセイというミューズとの邂逅がルグランを刺激し、未完のままだったスコアを全面的に改訂し、歌詞も書き変えて全曲を完成させました。2018年3月、パリのシャンゼリゼ劇場での初公演が行なわれることになっており、その後ワールド・ツアーも予定されています。デセイにとっては、ソニー・クラシカルへの移籍アルバム『ピクチャー・オブ・アメリカ』、『シューベルト：歌曲集』に続く同レーベル3枚目のプロジェクトとなります。2013年にオペラ歌手としての活動から引退し、フランスやドイツ歌曲、あるいはミシェル・ルグランとの共演など、従来のオペラ歌手としての枠を超えた活動で大きな話題を呼んでいるこの類稀なる歌姫のチャーミングで個性溢れる魅力を存分に堪能いただけるニュー・アルバムです。（輸入元情報）

【収録情報】
『ビトウィーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロー〜ある普通の女性の素晴らしい人生』

1. 誕生
2. 母と子
3. 母と子（間奏）
4. 風はどこから吹いてきたのでしょう？
5. 風はどこから吹いてきたのでしょう？（間奏）
6. 私を抱いて
7. その瞬間を教えてくれる？
8. おとぎ話と物語
9. 期せぬ微笑み
10. 予期せぬ微笑み（間奏）
11. あなたと一緒に
12. あなたと私、それにもう一人
13. あなたと私、それにもう一人（間奏）
14. 母と子の三重奏
15. 待って
16. 待って（間奏）
17. 多く持てば持つほど
18. 昨日のリンゴ
19. ビトウィーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロー（昨日と明日の狭間で）
20. 最後の息

　ナタリー・デセイ（ソプラノ）
　ミシェル・ルグラン（ピアノ、指揮）、他