石山聡フランス・デビュー
石山聡は、日本国内はもとよりフランス、スペインでもコンサート活動を行い、世界を舞台に活躍するピアニスト。また現代音楽作品の世界初演、放送初演等を行うなど意欲的に活動しています。フランスへの留学経験を持つ石山が日本ではなく、フランスのレーベルからデビューするというのは納得。収録曲はフランクの大曲「前奏曲、コラールとフーガ」とシンプルな曲ですが魅力的な小品「人形の嘆き」。フランク最後の弟子ベルギーが生んだ夭折の作曲家ギョーム・ルクーのピアノ・ソナタ。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・フランク:前奏曲、コラールとフーガ
・フランク:人形の嘆き
・ルクー:ピアノ・ソナタ
石山聡(ピアノ)
録音時期:2007年9月3-5日(フランク)、2008年3月26-28日(ルクー)
録音方式:デジタル(セッション)
【石山聡 プロフィール】
1987年東京音楽大学卒業。1989年渡仏。エコール・ノルマル・ドゥ・ムジーク・ドゥ・パリにてヴィクトリア・メルキ女史に師事し、1990年ピアノ高等教授資格を取得し修了。フランス・アルベール・ルーセル協会より奨学金を授与。1991年スコラ・カントルムに移りギャビー・カサドジュ女史(ロベール・カサドジュ夫人)に師事し、1992年同音楽院最上級課程、ピアノ高等演奏家資格を審査員全員一致にて取得し修了。1993年トゥールーズ国立音楽院第三課程高等研究科にてテレーズ・デュッソー女史に師事。1994年同音学院を修了し、再度パリ・エコール・ノルマルに入学し、ピアノ高等コンサーティスト課程においてアキレス・デレヴィニュ氏に師事。現在、大分県立芸術短期大学音楽科助教授。(キングインターナショナル)