五〇億年の孤独 宇宙に生命を探す天文学者たち

リー ビリングズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152096098
ISBN 10 : 4152096098
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;19

内容詳細

宇宙にはわれわれのほかに知的生命が存在するのか?1960年代にさかのぼるSETI以来、このいわゆる「ET(地球外知的生命)」を現実に探す試みは営々と続けられてきた。いまや「来たる20年で必ず見つかる」と断言する研究者が出てきており、系外惑星ハンティングの隆盛とともに、「未知との遭遇」がいよいよ現実になる機運が見えてきたのだ。SETIプロジェクトの牽引役をつとめた伝説の研究者フランク・ドレイクから、TEDカンファレンスでおなじみの中心人物サラ・シーガーまで、太陽系外に生命と生命の棲む惑星を探す者たちの、幾多の困難にもめげない不屈の肖像を、豊富なインタビューをもとに、研究の歴史と最先端を紹介しながらヴィヴィッドに描く。

目次 : 1章 存続の望み/ 2章 ドレイクの蘭/ 3章 ある王朝の分裂/ 4章 惑星の価値/ 5章 ゴールドラッシュのあと/ 6章 ビッグピクチャー/ 7章 平衡からの逸脱/ 8章 光の乱れ/ 9章 打ち消す度合い/ 10章 不毛の大地へ

【著者紹介】
リー ビリングズ : 科学・テクノロジー・文化の交錯する領域について執筆するサイエンスライター。“ネイチャー”“ニュー・サイエンティスト”“ポピュラー・メカニクス”“サイエンティフィック・アメリカン”などの各誌に寄稿する。ニューヨーク在住

松井信彦 : 翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • きみたけ さん

    著者はサイエンスライターのリー・ビリングズ氏。いわゆる「ET(地球外知的生命)」を現実に探す試みがいまも続けられており、近い将来には「未知との遭遇」がいよいよ現実になる機運が見えてきています。SETIプロジェクトの牽引役を務めた研究者へのインタビューや研究の歴史と最先端を紹介した一冊。惑星の価値という経済に置き換えた系外惑星探査の重みを、NASAのプロジェクトの費用に対比させるところが面白いです。

  • わたなべよしお さん

    ジャーナリストとしての腕はイマイチだが、系外惑星、素直に言うと、もう一つの地球探しの現状はとてもよく分かった。イマイチというのは登場する科学者たちの人物像を描くことにあまり成功していないからだ。上手く書けたのはサラ・シーガーくらいかなぁ。 それはともかく、系外惑星探しも地味ながら、なかなかエキサイティングではある。その未来は、あまり明るくないだが、結局は「我々は宇宙でひとりぼっちなのか。それとも」に答えようという試みなのだ。それは知りたいよね。

  • チェアー さん

    ハビタブルな惑星探しがうまく進まない背景に経済的な問題は予想していたが、学者間でも惑星探しを批判する意見もあるのだと知った。地球で領土やら資源やら宗教やらで不毛な争いをしていることが馬鹿馬鹿しい。人間の限界も強く感じる。分かっていることなんて、一握りもない。というか、人間に欠片でも理解できるのかとも思う。あ、それを理解しようとするところが人間の人間たるゆえんなのか。我々が他の星の生物を見つけてもらうより、見つけてもらう方が確率は高そう。

  • ykoro さん

    ドレイクの方程式で有名なドレイク博士の近況から始まって、SETIの凋落、その後の系外惑星の探索の発展などを、第一線の研究者の声をベースにまとめておりわかりやすい。50年以上前のグリーンバンク会議で、探す側の人類の存続について考え、その数年後にキューバ危機など、核による尊像の危機に立った事実は興味深いとともに、胸をなでおろす思いだ。ただ、細かすぎる面もあり、全体像がわかりにくいと言える。

  • 黒豆 さん

    タイトルから生命惑星探査の現状と今後の可能性を純粋に科学的技術的な視点から解説した本を期待したが、当然ドレイクの式から始まり古い昔からの観測、人間関係、予算、政治的制約、方向性の変化など、何だか話が分散していた。ただ現状把握にはいいかもしれない。個人的には、地球の生物構造が、その為の環境が必須かつ唯一とは思えないが?

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リー ビリングズ

科学・テクノロジー・文化の交錯する領域について執筆するサイエンスライター。“ネイチャー”“ニュー・サイエンティスト”“ポピュラー・メカニクス”“サイエンティフィック・アメリカン”などの各誌に寄稿する。ニューヨーク在住

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