リャプノフ、セルゲイ(1859-1924)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第1番、第2番、ウクライナの主題による狂詩曲 ツィンツァバーゼ、D.ヤブロンスキー&ロシア・フィル

リャプノフ、セルゲイ(1859-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570783
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リャプノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番
ツィンツァバーゼ、D.ヤブロンスキー&ロシア・フィル


タネーエフに作曲を、フランツ・リストの門弟カール・クリントヴォルトにピアノを学んだ若き青年作曲家リャプノフ[1859-1924]は、モスクワ音楽院を卒業後、バラキレフに出会います。その影響を強く受けたリャプノフは、1885年にバラキレフの家へ身を寄せることになります。2人の芸術家はお互いに影響しあい、バラキレフの絶筆となったピアノ協奏曲第2番(未完)はリャプノフが補筆したことでも知られます。
 そんなリャプノフ自身のピアノ協奏曲第1番は、もちろんバラキレフに捧げられていて、重く垂れこめるようなメロディと、華々しい技巧がいかにもロシア風です。1909年に書かれたピアノ協奏曲第2番は、ピアノと管弦楽が優美に絡みあい、どことなくリストの作品の雰囲気を湛えていますが、いつしか彼が敬愛したバラキレフの協奏曲のメロディが現れます。1907年に作曲された『ウクライナの主題による狂詩曲』はブゾーニに献呈された技巧的で華やかな作品です。(NAXOS)

【収録情報】
リャプノフ:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ短調 Op.4
・ピアノ協奏曲第2番ホ長調 Op.38
・ウクライナの主題による狂詩曲 Op.28

 ショレーナ・ツィンツァバーゼ(ピアノ)
 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリー・ヤブロンスキー(指揮)

 録音時期:2008年3月2-6日
 録音場所:モスクワ放送第5スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

総合評価

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ロシアの作曲家、リャプノフのピアノと管弦...

投稿日:2021/07/07 (水)

ロシアの作曲家、リャプノフのピアノと管弦楽のための作品を集めたCD。 リャプノフは優れたピアニストでもあったが、ピアノとオケの曲は3つしか残してないようです。 今回ナクソスから出たアルバムは、モスクワ出身のショレーナ・ツィンツァバーゼのピアノ、バックをドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団が担当している。 リャプノフはピアニストとしては優れた人物だったのだろうが、作曲家としてはムラがあり、ピアノ協奏曲はどちらもイマイチな出来。 一方で名曲とは言わないが、ウクライナの主題による狂詩曲はなかなか。 演奏も作品の共感に溢れた演奏なのですが、ナクソスらしい作品に語らせるタイプの演奏のため、良くも悪くも作品の弱点が、わかってしまうのは惜しい。 しかし2008年と新しい録音なので、音は綺麗。 作品を知る分には問題はないでしょう。 良くも悪くもナクソスらしい普及盤と言ったところです。

レインボー さん | 不明 | 不明

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2曲のピアノ協奏曲はともにとりたてて言う...

投稿日:2012/10/08 (月)

2曲のピアノ協奏曲はともにとりたてて言うことのない曲で、これだけならば★2つというCDです。3曲目のウクライナの主題による狂詩曲が聴きものです。ロシア国民楽派の楽しい部分を存分に盛り込んだ変奏曲で、短調の旋律にもかかわらず聴き終えた後は爽快な気分になることができます。この曲だけなら★5つ。

yama3 さん | 鳥取県 | 不明

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単楽章形式の曲が三つ、各一トラックずつで...

投稿日:2011/07/16 (土)

単楽章形式の曲が三つ、各一トラックずつで入っているだけだが、要所にフィギュアスケートの音楽にでも使えそうなフレーズが出てきて、録音も標準以上なので、ロシア音楽ファンには楽しめそうだ。ただ、奏者は曲への共感を感じ、また堅実に演奏している所には好感が持てるのだが、仙台のコンクールにおいて本業以外のことで話題になってしまったことが何である。

ぬぬぬ さん | 不明 | 不明

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