リチャード・ウォーカー

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わたしが子どもだったころ 1

リチャード・ウォーカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591127483
ISBN 10 : 4591127486
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
225p 19cm(B6)

内容詳細

「挫折」は、宝もの。第一線で活躍するプロたちは、どんな子ども時代を過ごしてきたのだろう?十人十色の強烈な原体験。

目次 : 作家・よしもとばなな―いつでもそばにいた人たちが、わたしのルーツだった。/ 「大人計画」主宰・作家・演出家・俳優・松尾スズキ―現実よりも、妄想の世界で生きていた。/ 音楽家・文筆家・菊地成孔―ぼくが学んだのは、天使になるために必要なのは、沈黙だということです。/ 映画美術監督・種田陽平―物語の世界を再現することに、後ろめたさを感じていた。けれど、ぼくはその「夢想」のなかで深呼吸していた。/ ミュージシャン・高橋ジョージ―十四歳のときに起こったある事件。「絶対許さねぇ。いつか見てろ」その思いが、夢を支えた。/ 俳優・篠井英介―女の子にまじって五歳から始めた日本舞踊。以来、舞台一筋、演劇づけの半生。/ 映画監督・押井守―オヤジのことは、いまだにわけがわからない。/ 博物学者・荒俣宏―貸本屋に足を踏み入れたとき、ぼくの人生は決まった。漫画や絵物語に胸おどらせて。/ 元プロ野球選手・野球評論家・張本勲―うまいもんを腹いっぱい食べたい。おふくろを楽にさせたい。その一心でがんばった。/ 俳優・柳生博―十三歳のとき旅した場所、出会った人に導かれ、いまのぼくがいる。/ 劇画家・さいとう・たかを―大人の決めたルールに従うことができなかった。/ 作詞・作曲家・小林亜星―敗戦後の自由な雰囲気のなかで出会ったジャズにしびれ、かぶれ、酔いしれた。/ すし職人・小野二郎―子どものころの味があったから、いまのわたしがいるのかもしれません。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    2007年から2010年まで、NHKで放映されていた番組を書籍化した『わたしが子どもだったころ』。著名人が子供時代を語る。戦争を経験した世代の苦労話よりも、おかしな友人との出会いや、理解不能な親、あるいは奇妙な自分自身を語ったエピソードに惹かれる。『シャーロック・ホームズ』の世界に魅せられ、読むだけでは飽き足らず、キャラクターの絵を描き、切り出し、人形にして遊んでいた種田陽平。二次元が三次元になった、この瞬間に美術監督としての道が開けたのかもしれないと思うとゾクゾクする。(つづく)

  • たまきら さん

    ケストナーかと思った。日本の著名人たちの「あのころ」。色々じ〜んとくるものがありましたが、寿司職人・小野二郎さんが印象的でした。柳生博さんの13歳一人旅はNHKの何かの番組で実際に見て、感動したのを覚えています。死ななかった全ての苦しみは、自分の成長につながるんだなあ、と身を持って知った時のことを思い出したからかもしれません。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    NHKの番組の書籍化。メンツの豪華さに思わず開架書庫にあったものを手にとる。子ども時代を語るということは、ほぼほぼ親との関係を語ることになるのだろうけど、親もすっ飛ばすくらい戦争の影響は大きいのだ。さいとうたかを氏の項に、ゴルゴ13をちゃんと読んでみたくなった。

  • ☆kubo さん

    張本さんの話が衝撃的だった。柳生さんのおじいさんの話も。「下品!下品!これが下品の顔だ!」は今の時代こそ自分に問いかけたい。自分は下品な顔つきになっていないか。

  • 小鈴 さん

    映像と話し言葉を視ながら聞いた番組を文字で起こして読むと物足りなくなる典型の本で、一人一人があっけなく終わり物足りない。押井守の父親が探偵だったことや、荒俣宏の父親が不渡り掴まされたり。印象に残ったのは男子の中で浮いた存在の篠井英介の話を聞いてくれた友達が一家で夜逃げしてしまい、その子のげた箱に残された上靴を鞄にいれて自分の大好きな映画を見に行った話など。児童書のところで見つけた本だが、渋いセレクトでじっさいは大人向けだろう。借りられた形跡がなくキレイな本のまま。

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リチャード・ウォーカー

動物学者。生化学で博士号を取得し、自然史学や人間生物学を専門に、こども向けからおとな向けまでたくさんの本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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