ビジュアル版 新・脳と心の地形図 思考・感情・意識の深淵に向かって

リタ・カーター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562047772
ISBN 10 : 4562047771
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
359p 21cm(A5)

内容詳細

ものを見たり、考えたり、感じたり…わたしたちの脳内で起こっている精神活動のプロセスと、脳の生物学的メカニズムの関係を、最新技術による画像や具体例をもとにわかりやすく紹介する脳の図鑑。

目次 : 第1章 ダイナミックなシステム/ 第2章 意識の王国―右脳と左脳/ 第3章 脳の発電所―大脳辺縁系/ 第4章 感情は化学物質である/ 第5章 脳の生みだすもの―知覚の不思議/ 第6章 意識の王国―右脳と左脳/ 第7章 記憶はどのように保存されるか/ 第8章 意識はどこにあるか

【著者紹介】
リタ・カーター : 医療ジャーナリスト。「インディペンデント」「ニューサイエンティスト」などで活躍。医療ジャーナリズムへの多大な貢献が評価され、「メディカル・ジャーナリスト・アソシエーション賞」を二度受賞している

養老孟司 : 1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業。専攻は解剖学。東京大学名誉教授。1989年、『からだの見方』で、サントリー学芸賞受賞。著書に『バカの壁』(2003年、毎日出版文化賞特別賞)ほか多数

藤井留美 : 上智大学外国語学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • coldsurgeon さん

    脳研究の分野で得られた様々な知見を基に実証的に脳について語った総説です。技術的な進歩によりファンクショナルMRIの画質が良くなり、人の固有の機能、精神的機能、心の動きなどがわかりやすく解説されている。緩和医療で使われるspiritual painもそのエリアが明らかにされそうであり、将来的には脳外科的手技によりそれを緩和できることになりそうだ。心理セラピーによらない医療が見えてきそうだ。

  • nizimasu さん

    脳の機能と働きをビジュアルで見せてくれる。でも個人的には読んでいて、その文章から導かれるエピソードの数々についつい引き込まれてしまった。まだ歴史の浅い学問ながら、ロボトミーや過去の症例も取り上げつつ、読み物としてもとても面白い一冊だ。

  • 6ちゃん さん

    旧版と同じく豊富な脳地図や解析画像を用い、脳と知覚、認知、感情、行動の関係についてまとめられた良書。脳と各部位の関係についてある程度知識がある方が面白く読める。本書にもあるが、脳研究の進みが早く、新版はfMRIによりリアルタイムで脳活動を追うことができ、脳内物質の分布についてもかなり詳しく分かり、人の「心」をより物質側に近づけて解釈できるように思える。著者は様々な実験結果を元に明確に「自由意志は一種の幻覚」と考えているようだが、「意識」の章はそれほどボリュームはなかった。まだ答えは出ていない。

  • raizou27 さん

     脳科学の分野も、解明の著しい分野で、しかも、一般には誤解されることの多い分野です。読みやすい文章で、大まかに全体を見渡せるようになる、最適な解説書でした。

  • S さん

    ある程度知識がある方には、興味深い内容が多い。特に、大脳辺縁系の記述は類書にない詳しさで、個人的には大変役立った。難点は3つ。(1)局在論的な視点が強いこと(kgbuさんも書いている)。初版が1998年、著者がジャーナリストという点も加味したい。(2)不適切な訳があること。たとえば2章(The Great Divide)と6章(Crossing The Chasm)が同じ「意識の王国−右脳と左脳」に・・・(3)翻訳時の図の誤りがあること。たとえば260ページは海馬と側頭葉と扁桃体と被殻がごちゃごちゃ。

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