SACD

ピアノ作品集 反田恭平

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ78
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

反田恭平/リスト

これは、21世紀のリストなのか。
狂気と至芸、恐れを知らない大胆さと自在さ、
言葉を超えた圧倒的な感動体験をもたらす本能のピアニスト、デビュー!

待ち望まれていた、本格派若手男性ピアニスト、反田恭平のアルバム。高校在学中、第81回日本音コンにて第1位を獲得し、現在、モスクワ音楽院に学ぶ反田。2015年3月2日、小林研一郎指揮のチャイコフスキーの協奏曲(サントリーホール)では、圧巻の演奏で満員の聴衆の度肝を抜きました。東京フィル定期への異例の大抜擢をはじめ、既に複数のオーケストラから出演オファーを受けています。
 恐れを知らない大胆さと自在さを併せ持つ意欲に溢れた瑞々しい音楽性は、特筆に価します。前へ前へと果敢に攻めるかと思えば、意のままに時間を操る柔軟な歌の表現は、20歳の演奏とはとても信じられません。例えるならば、19世紀後半から20世紀前半の「巨匠の時代」〜芸術とエンタテインメントが高い次元で幸せに手を繋いでいた時代〜を髣髴とさせ、21世紀に入って遂に登場した、新時代のスターの資質を持つピアニストといえましょう。
 彼の才能に惚れ込んだタカギクラヴィア(株)のサポートにより、「ホロヴィッツが恋した楽器」として知られた銘器ニューヨーク・スタインウェイ(CD75)を使用。千変万化の音色を表現できる一方で、ピアニストに精巧なタッチ・コントロールを極限まで要求する、この「難しい」楽器を、反田は嬉々として弾きこなして自身の個性を更に際立たせ、テクニックを超えた圧巻の領域の演奏へと達しています。(COLUMBIA)

【収録情報】
リスト:
● ラ・カンパネラ〜パガニーニ大練習曲集 第3曲
● 『愛の夢』第3番
● スペイン狂詩曲(スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ)
● コンソレーション(慰め)第3番
● タランテラ〜『巡礼の年』第2年補遺『ヴェネツィアとナポリ』から
● 超絶技巧練習曲から第10番「Allegro Agitato Molto」
● 超絶技巧練習曲から第4番「マゼッパ」
● 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ


(Bonus Tracks)
● ビセー=ホロヴィッツ:カルメン幻想曲

 反田恭平(ピアノ/ニューヨーク・スタインウェイ CD75)

 録音時期:2015年1月14-16日
 録音場所:千葉県南総文化ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid

【アーティストプロフィール】
反田恭平(そりた きょうへい)は1994年9月1日、札幌市生まれ、東京都出身の20歳。 2012年、高校在学中に、第81回日本音楽コンクールで第1位(高校生での優勝は11年ぶり)、併せて聴衆賞を受賞し、毎日新聞社主催による全国ツアーで好評を博す。2013年、桐朋学園大学音楽学部に入学するも、同年9月、M.ヴォスクレセンスキー氏の推薦によりロシアへ留学。2014年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席(日本人初の最高得点)で入学。現在、第1学年在学中。2014年度、(財)ロームミュージックファンデーション奨学生。
2015年9月には、東京フィルハーモニー交響楽団定期への異例の大抜擢を受け、ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲を(指揮:A.バッティストーニ)、また、新日本フィルハーモニー交響楽団と「フレッシュ名曲コンサート」にてチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(指揮:円光寺雅彦)を演奏することが決定している。
これまでに、国内外の、指揮者・オーケストラと共演を重ね、室内楽ではNHK交響楽団首席奏者と共演。
木下尚之、横山悦子、川島伸達、片山敬子、また室内楽を徳永二男の各氏に師事。
現在、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、セルゲイ・クドリャコフ、アナスタシア・ガマレイ各氏に師事。
ロシアを拠点にし、国内外にて演奏活動を意欲的に行っている。タカギクラヴィア株式会社のサポートを受け、ホロヴィッツが愛奏したヴィンテージ・ニューヨーク・スタインウェイを弾く。
2015年は、3月2日に小林研一郎指揮スーパーオーケストラとのチャリティコンサート、小森谷巧、古川展生とのバーシェ・トリオのデビューコンサートが3月12日に東京文化会館の小ホールで行われ、いずれも聴衆の大喝采を浴び、各方面から注目を集める。(COLUMBIA)

内容詳細

2012年、高3で日本音楽コンクール第1位(高校生の優勝は11年ぶり)、桐朋を経て2014年からモスクワ音楽院へ留学している反田のデビュー盤。ホロヴィッツが愛奏した1912年製スタインウェイの軽快な音色を活かし、強弱もテンポ変化も振幅が大きく豪気な演奏を聴かせる。(友)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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久しぶりに胸のすく豪快なピアノ演奏に酔え...

投稿日:2016/11/24 (木)

久しぶりに胸のすく豪快なピアノ演奏に酔えたような気がします。聴いた時間を有意義に思えます。聞き手が損をしない優れたピアニストです。異次元の演奏家だと感じます。スタインウェイの迫力と美しさを最大限発揮できるピアニストとして、今後の成長が楽しみです。才能・環境・運などに恵まれたうえで努力も重ねた大成でしょうが、脳の構造あるいは運指能力や音楽性はどうなっているのか、計り知れません。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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うーん。これは本物かもしれませんね。期待...

投稿日:2015/08/21 (金)

うーん。これは本物かもしれませんね。期待大です。まあ、このぐらい弾ける人は今では珍しくないのかもしれませんが、やたらとブリリアントに鳴るホロヴィッツの弾いていたピアノを弾きこなせているのですから、若さゆえの少し未熟なところがあるにしても、この上もなく良い録音のせいもあり、ピアノファンで、リストが嫌いでない人なら、存分に楽しめると思います。超絶技巧練習曲の2曲と、緩やかなテンポの叙情的な曲の出来栄えが特に良いと思いました。モスクワ音楽院主席入学って、やはり大した者なのでしょう。ヴィルトゥオーゾ・ピアノの本場で奥義を極めてもらいたいですね。ビゼー=ホロヴィッツのカルメンも、なにしろご本家と同じピアノを弾いているので、結構来てます。ユージャ・ワンとかもやってますが、この曲はやはりご本家のあの狂気じみた響きが最高ですけどね…

kamescian さん | 神奈川県 | 不明

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