クリストファー・ロウズ:“KAROLIJU”
ジンマン&BBC交響楽団
1949年ボルティモア生まれの作曲家、クリストファー・ロウズは、アメリカを代表する現代音楽作曲家の1人です。ベルリオーズ、ブルックナー、ショスタコーヴィチの音楽に触発され、ジョージ・クラムと作曲研究を行い、衝撃的な不協和音が特徴。トロンボーン協奏曲は、彼の最も代表する曲となっています。
この“KAROLIJU”は、伝統的なクリスマス・キャロルと、カール・オルフのカルミナ・ブラーナに触発されて作曲されています。基本はクリスマス・キャロルですが、その言葉の意味は深いものです。その意味を彼独自の音楽で表現したものです。
この作品は、1991年11月7日に、ジンマン指揮ボルティモア交響楽団&合唱団で初演されたものです。今回はそのジンマンが、BBC交響楽団と2007年に録音したものです。(BMG)
・クリストファー・ロウズ:“KAROLIJU”
・ルトスワフスキ:『20のポーランド語によるクリスマス・キャロル』より14曲
・ロドリーゴ:“Retablo de Navidad”より3曲
アンナ・ステファニー(Ms)
フィルハーモニア合唱団
BBC交響楽団
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
録音:2007年3月19-21日 Watford Colosseum、Watford、UK