ライヒ、スティーヴ(1936-)
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ライヒ、スティーヴ(1936-) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

48件
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  • 多重録音により成し遂げられた世界、完ぺきさがある。...

    投稿日:2021/07/22

    多重録音により成し遂げられた世界、完ぺきさがある。ずっと聞いていると意識が麻痺してっしまうような感覚になり不思議...これを音楽とよべるのかは異論もあるだろう。

    ruri さん

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  • 素晴らしい2枚組のアルバムである。ミニマリズム音楽...

    投稿日:2018/12/24

    素晴らしい2枚組のアルバムである。ミニマリズム音楽の教祖スティーブ・ライヒの作品をクリスチャン・ヤルヴィとライプツィヒMDR放送交響楽団及び合唱団が演奏した録音である。クリスチャン自身が書いている英語のライナー・ノートによると、「2、4、80、4、2」という数字がこのアルバムに関係している。1枚目の2曲目として収録されているClapping Musicは80歳になったライヒと若いヤルヴィの2人がそれぞれ2本の素手をたたいて奏でている。個人的な話になるが、この曲は東京オペラシティでのライヒの80歳記念公演でも聴いたことがあって、とても印象的だ。1曲目はメニューインの80歳記念に作られたもの。ちなみにこのアルバムが登場した2016年はライヒの生誕80歳の年である。3曲目のThe Four Sectionは4セクション構成。2枚目の2曲はどちらもオーケストラ版の世界初録音になり、どちらも4つのパートによって構成されている。1枚目の作品の演奏はライブ。どの作品も高い集中力でとんがった演奏が展開されており、楽しめる。録音も優秀。

    saitaman さん

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  • 先日、ライヒの80歳来日記念公演が東京オペラシティの...

    投稿日:2017/03/05

    先日、ライヒの80歳来日記念公演が東京オペラシティのコンサートホールであって、見に行った。とても良かった。曲の合間にライヒ本人がステージに上がってインタビューを受けていて、自分はいろんな音楽家の影響を受けたけれど先駆者たちとは違う音楽を作ったし、自分に続く世代も私に影響を受けているが違う音楽を作っているのがうれしい、ということを語っていた。この5枚のCDはライヒが70歳になるのを記念して企画されたものだが、代表曲がよくまとまっていてお得感がある。個人的には特に、この5枚の中にも含まれている「Music for 18 Musicians」を初めて聴いたときの衝撃が今でも忘れられない。80歳過ぎてもまだ元気そうだったので、まだとんがった作品を書き続けて欲しいと思った。

    saitaman さん

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  • 80歳を迎えたスティーヴ・ライヒ(1936年〜)を祝福す...

    投稿日:2016/11/01

    80歳を迎えたスティーヴ・ライヒ(1936年〜)を祝福するアルバムが次々とリリースされていますが、このブラッド・ラブマン指揮によるアンサンブル・シグナルの「ダブル・セクステット / レディオ・リライト」もその1枚。 アンサンブル・シグナルはライヒの代表作「18人の音楽家のための音楽」もリリースしており、その透徹した演奏は新たなマスターピースの誕生を予感させました。 「ダブル・セクステット」は、2011年3月11日・12日の録音。文字通り、2組の6人編成、すなわち、ヴァイオリン2、チェロ2、フルート2、クラリネット2、ピアノ2、ヴィブラフォン2の計12名により演奏されています。 本来は、あらかじめ6人で演奏したテープを会場で流し、そこに音を重ねるようにして、6人が演奏する曲だそうですが、アンサンブル・シグナルは、12人編成で一気に演奏しています。 非常に力強く、緊迫感さえ伴って演奏される「T. Fast」。そこには現代が横たわっているようで、人々がどこかへ追い詰められていくような情景も浮かび上がってきます。 一転して、たおやかな「U. Slow」。つかの間の平穏でしょうか?これから訪れるであろう変化の時に備えるようにも聴こえます。 再びアップテンポで隙のない演奏が続く「V. Fast」。何かに急かされるように進み、歯切れの良いエンディングを迎えます。 鮮やかな色彩感に溢れた演奏は見事。 「レディオ・リライト」は、2016年1月24日の録音。ライヒが、先鋭的なロックバンド、レディオヘッドの楽曲にインスパイアされて書いた作品であることは、双方のファンによく知られていると思います。 ちなみに、レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドがポーランドの音楽祭で、ライヒの「エレクトリック・カウンターポイント」を演奏したことが、この曲の誕生につながったのだそうです。 さて、「レディオ・リライト」は、フルート、クラリネット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、エレクトリックベース、ピアノ2、ヴィブラフォン2の計11名により演奏されています。 「T. Fast」は、こちらに向かってグイグイと迫ってくるかのような曲。ロックの力強さが表現されているのでしょうか? 「U. Slow」は、穏やかな世界へと転じていきます。ゆったりと流れるサウンドはどこか東洋的。 「V. Fast」には、さほどの速さは感じられません。ミディアムテンポで力強さを秘めたメロディが奏でられ、ミニマル・ミュージックというより、クラシカルなムードが香り立ちます。 「W. Slow」では、再びスローに移行していきますが、ある種の緊張感が曲を支配しているように感じられます。 「X. Fast」は、前曲の緊張感を引き継いでドラマチックに展開していく中で、クライマックスが訪れます。 ライヒは、アフリカ音楽やガムランを研究した当時と同様に、ロックをも自家薬籠中の物にしてしまったのでしょう。 それにしても、70代後半という年齢でロックバンドに興味を持つとは・・・。いつまでも探究心を失わない天才、ライヒに改めて敬意を表したいと思います。 全8曲、約40分の澄み切った世界に浸りながら。

    hiro さん

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  • S.ライヒの代表盤のひとつだろうか。  録音し...

    投稿日:2012/01/14

    S.ライヒの代表盤のひとつだろうか。  録音した音声と弦楽四重奏の奏でる音楽、Different trains。 着想は子供時代にさかのぼると言う。 子供の頃、両親の離婚によりニュー・ヨークとロス・アンジェルスの間を列車で行き来するはめになった彼は、同じ時代(1939-42)、ユダヤ人として「別の」大陸にいたならば、まったく「別の」列車に乗っていたのではと思いをめぐらす。 彼一流のミニマルの手法とテーマが素敵に融合しているように思える。 ミニマルの漸次的に変化する音楽はどこか機械的な印象を与えるようで、否応なく目的地に連れて行ってしまう列車の印象に不思議と重なる思いがする。 手法としても主題としても、20世紀後半を代表するに遜色ない曲なんではなかろうか。 クロノス四重奏の演奏も素敵な演奏をしている。 カップリングのElectric counterpointは、多重録音による演奏。 主題は特に無いようで、パット・メセニーの名技とライヒの優れた発想を聴くことができる。

    とある白いうさぎ さん |20代

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  • 普段ジャズを主に聞いているのですが加藤訓子もステー...

    投稿日:2011/06/12

    普段ジャズを主に聞いているのですが加藤訓子もステーブ・ライヒも知らずアルバムジャケットにひかれて買った1枚です。 最初に聴いた瞬間、アッ凄い!と思い今では殆ど毎日聴いています。そして聴くたびに感動があります。

    fukuma さん |50代

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  • ミニマルミュージックの大家、スティーブ・ライヒの作...

    投稿日:2010/05/13

    ミニマルミュージックの大家、スティーブ・ライヒの作品集。 短いフレーズを繰り返し重ねていきながら、少しづつ変化させているので、飽きの来ない絶妙なアレンジとなっている。 重ねる音も、基本的には管弦楽なのだが、ときには、テープ音、ときには人声、エレクトリックギターなども使用して、バリエーションをもたらしている。 聞いているうちに徐々に気持ち良くなってきて、正しくトランス状態。 Disc 2の「Different Trains」(M1.2.3)は、列車の走る様子を時代毎に描いているのだが、象徴的音楽としても純音楽としても秀逸な印象を受ける。 ドラム、ベースを付け加えれば、そのままテクノやエレクトリカの作品としても通用するだろう。 事実その様な作品も発売されている。(Remix) PS.なおこのCDを購入するにあたり、一生に一度あるかないかの体験をいたしました。海外盤には時々ある(?)Nonesuchな出来事・・・・

    独居人 さん |40代

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  • 「CITY LIFE」が創られていくドキュメントはとても興...

    投稿日:2010/01/11

    「CITY LIFE」が創られていくドキュメントはとても興味深かったです。ライヒ・ファンならマストなDVDだと思います。後は、「Electric Counterpoint」が多重録音されていくドキュメントがDVDになったらいいなぁ。。

    palmwine☆ さん

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  • ライヒが気になっており、何から聴こうか迷っていたと...

    投稿日:2009/10/23

    ライヒが気になっており、何から聴こうか迷っていたところにBOXセットあるのか。と見つけたので購入し、聴き入ったところ思わず「ぬぬぬ」と唸りました。

    アリーナス さん |20代

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  • 5枚組でこの値段はかなりのお買い得盤(30%offの時ね)...

    投稿日:2009/08/15

    5枚組でこの値段はかなりのお買い得盤(30%offの時ね)。 ミニマルを語る上で外せない基本であり最高ランク。 18人、ドラミングは言わずものがな。人力トランス。ただしクールに。 個人的にパットメセニー参加の曲、非常に透明なギタートーン、最高です。 当たり前ですが自分の作品のギタートーンはウォームなジャズトーンなのでびっくりです。

    ユーフォリア さん

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ありがとうございました

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