ヨーガンレールとババグーリを探しにいく 大切なもの、美しいもの、使えるもの

ヨーガン レール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569709321
ISBN 10 : 456970932X
フォーマット
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
19cm,221p

商品説明

ババグーリとは、インドのグジャラート地方ラタンプールで採れる瑪瑙(めのう)のこと。

 ババグーリとは、ヨーガン レールが新しく立ち上げた日々の暮らしのための実用的なアイテムを扱うブランドの名前でもあります――。ババグーリでおなじみの洋服、食器、家具、生活雑貨はどのようにして創られたのか。

「自然がこのように美しいものを用意しているのだから、私は飾りもののような不要なものは作りたくない。自然への尊敬の念を込めて、環境を汚さない、土に還る素材で、ていねいな手仕事をされた服や暮らしの道具など、自分にとって必要不可欠なものを作りたいと考えたのです」


 高木由利子、高橋みどり、原由美子、安藤雅信、赤木明登の5人のクリエイターと一緒に、ヨーガン レールが追い求める手仕事の現場をたどり、彼の美意識と理念に迫ります。

〈ヨーガン・レール〉1944年ポーランド生まれ。71年来日、ヨーガンレール社を設立。2006年に新ブランドBabaghuriを立ち上げ、服、ジュエリー、家具や食器などの幅広いデザインを手がける。

内容詳細

人と自然をやさしくつなぐ、手の仕事。ババグーリ(瑪瑙)の美しさに魅せられた著者が、世界各地で見つけた大事なもの。

目次 : これがババグーリ―「はじめに」にかえて/ これもババグーリ(手仕事への憧憬、それはここからはじまった(インド)/ 旅と自然にインスパイアされる人―高木由利子/ 丈夫で美しい南部鉄のテープカッター(岩手)/ 伝統の草木染め泥染め(中国・広州)/ 着心地のよさに隠れたプロセス―高橋みどり/ 世界にひとつのやたら編みの椅子(大分)/ ユスマンの工房と草木染め、鍛金の村(インドネシア)/ これも手仕事、あれも手仕事(東京・清澄白河)/ 生長の早い竹をつかった集成材の家具(岡山)/ ヨーガンレールの子会社と藍染め工場(中国・上海)/ 色とりどりのランプシェード(石川)/ イバン族のかごを求めて(ボルネオ)/ 自然のかたちを写した陶器(東京・調布)/ 旅の途中―政策の現場から思うこと(安藤雅信)/ 再生吹きガラスでより薄いグラスを(沖縄・那覇)/ 手の仕事を通して感じた土地への愛着(沖縄・八重山)/ 畑を耕し木を植えるひと(赤木明登))

【著者紹介】
ヨーガン・レール : 1944年、ポーランド生まれ、ドイツ人。1971年に来日、ヨーガンレール社を設立。2006年に新ブランドBabaghuriを立ち上げ、服、ジュエリー、家具や食器などの、幅広いデザインを手がける

高木由利子 : 1951年生まれ。写真家。武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、デザイナーとしてヨーロッパで活躍。モロッコで写真に開眼。以後、ファッション写真や人体を通して「人の存在」を撮り続ける。現在は東京を拠点に、各地で個展を行い、撮影旅行続行中

高橋みどり : 1957年生まれ。スタイリスト。食まわりを中心にスタイリング

原由美子 : 1945年生まれ。スタイリスト。慶応義塾大学文学部仏文学科卒業。70年「an an」創刊準備室に参加した後、スタイリストの仕事を始め、以後、多くの雑誌を中心に活躍

安藤雅信 : 1957年生まれ。造形作家。ギャルリ百草オーナー。作陶家。81年、武蔵野美術大学彫刻学科卒業。84年、現代美術作家活動を始める。98年、多治見市に築100年の民家を移築、「ギャルリ百草」開廊。百草の企画と展示を自分の表現の一つとする

赤木明登 : 1962年生まれ。塗師。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、88年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行、94年に独立。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雨巫女。@新潮部 さん

    婦人服売り場で、「ヨーガンレールとババグーリ」の立て看板があり、なんだろうと疑問になってたら、図書館で、出合ってしまい。借りて来て、今読破。疑問解消。スッキリ(^.^)b

  • カエル子 さん

    大学を卒業するときに母が買ってくれたヨーガンレールのワンピース。長く着ていたけれど、どこかでつけてしまったシミに気づいて着なくなり、でも捨てられずにいたら、母が仕立て直して普段着にしてた笑。こうして20年以上現役でい続けてくれるものづくりをしているのがヨーガンレールという人だと、この本を読んで再認識しました。「手仕事の速度で作っていれば環境への影響はきっとない」という彼の言葉にもうなづける。同じ想いでものづくりをする職人さんを探し、自分が使いたいと思うものだけを作る。有言実行のデザイナー。尊敬しかない。

  • スミス さん

    ヨーガンレールさんが、ご本人の好きなもの、興味あることなどを、とことん追求し、世界中(ほぼアジアだけど)訪ねて回った記録。でも、ただ美しいモノを見ておしまい、ではない。ヨーガンさんはそれをさらに深化させ、別の作り手に「こんなモノを創って欲しい」と依頼することで、モノを通してコトガラが、どんどん廻り出す。自分が使いたいモノを創り、さらにそれを売りモノにしていくプロセスがとても軽やか。周りからはワガママって言われてるみたいだけどw

  • UMIUMI さん

    松山のカフェで発見後に購入。手作りで良いものをみつけたストーリーが幾つか書かれていた。

  • なずな さん

    良くも悪くも現実感の薄い

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