ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

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ファウスト 第二部 岩波文庫

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003240632
ISBN 10 : 4003240634
フォーマット
出版社
発行年月
1992年11月
日本
追加情報
:
15cm,542p

内容詳細

グレートヘンの悲劇からたち直ったファウストは次に美を追求することで生の意義を把握しようとして果たさず、最後に人類のため社会のための創造的活動によってはじめて自己の救済にあずかる…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lily さん

    烈しく燃えて私を襲うのは、知と美である。苦痛が消え歓びだけが凄まじく絡みついてくる。彩り華やかな楽しい遊戯は人生最高の暇つぶしだ。愛は線香花火のようなものでパチパチと光燃え尽き堕ちてしまうのが自然の成り行きなのだよ。だからこれもまた最高の美なのである。

  • マンセイ堂 さん

    この本が現代も出版されている理由が分かったように思います。物事の本質をえぐるようなメッセージが、話の所々にあります。自分の魂を救済する唯一の方法は、誰かを救済すること。この考えが真実なのかもしれません。

  • Y2K☮ さん

    出来事が明快には記されてないが何となく読み取れる。むしろ明快じゃないから脳裏でイメージする作業が促される。「源氏物語」等の日本の古典の様に。性交を経ずに生まれた精神のみで肉体を持たぬホムンクルスに衝撃。セックスの快楽と種の存続を分ける思想は潔癖だった若い頃に触れたら大火傷してた。壮大な詩に刻み込まれた数々の箴言も重みが別格。これぞ巨匠の真骨頂。そして彼が某元都知事と違うのは、功成り名を遂げた晩年の傲慢さが生む老害的な過ちを描いたこと。これが無ければ画竜点睛を欠く。謙虚さあっての麗しきラスト。きっと又読む。

  • かごむし さん

    表面上のストーリーは読めたけれど、ゲーテが表現したい何か、までは全く到達できなかったというか。第一部の冒頭と、第二部の終わりを読めば、この物語がどういう主題を含む物語なのかというのはなんとなくわかるんだけど、その間の長いエピソードのどこがどうつながっていくのか、わかりそうな部分もあるんだけど、正直よくわからなかったよね。あのゲーテの、あの「ファウスト」だから、という権威によりかかって、なんとか最後まで読めた感じ。何かありそうなんだけどなあという手ごたえのようなものが少しはあるから、いつか再読したいと思う。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    読み辛い下巻。ギリシャの神々が登場してくる所は大伯母から戴いた少年・少女向けの世界文学全集には細かに載っていなくてギリシャ神話は齧ったほどしか知識がないので把握が難しく、二部に四苦八苦しました。神話の人物との会話で世界を手に入れようとするものの結局は犠牲を払うことの対価として憂愁に盲にされ、今度は人々の幸せ=自分の幸福の形を成す「留まれ、お前は如何にも美しい」は人生を生きた者だけが言える名言です。でも骨折り損でくたびれもうけなメフィストフェレスは理を突くようなことを言っているので最後まで憎めませんでした。

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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

1749‐1832。ドイツの詩人・作家。フランクフルト生まれ。25歳で書いた小説『若きウェルテルの悩み』が大ベストセラーとなり、世界的な反響を呼ぶ。27歳でヴァイマール公国の官僚として宮廷に入る。この頃、7歳年上のシュタイン夫人と親しくなり、長い友情・恋愛関係が始まる。文学だけでなく、地質学、鉱物学

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