ヨウスケ (デザイン)

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美しい日本の廃墟 いま見たい日本の廃墟たち

ヨウスケ (デザイン)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784844366010
ISBN 10 : 4844366017
フォーマット
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;25

内容詳細

廃墟の王道である軍艦島をはじめ、時代に取り残された炭鉱、経営難により放棄された遊園地やホテル、戦争の歴史が生み出した施設、人の移動や減少により棄てざるをえなかった学校や集合住宅など、日本各地に眠る美しい廃墟を厳選し一冊にまとめました。アクセスガイド付き!

目次 : 1 かつて繁栄した街にあった日常の面影―学校、病院その他公共施設の廃墟/ 2 楽しい時間や癒しのひと時を提供していた施設の末路―ホテル、観光レジャー施設の廃墟/ 3 日本のエネルギー供給を支えた歴史の産物―炭鉱・鉱山の廃墟/ その威容な姿から軍艦に例えられた炭鉱の島―軍艦島/ 4 人々が日々の生活を営んでいた温もりのあった場所―集落・集合住宅の廃墟/ 5 日本の産業を支え、生活を豊かにした施設の引退後の姿―工場・発電所の廃墟/ 原子力発電所の事故により街全体が廃墟となった地―チェルノブイリ

【著者紹介】
ヨウスケ : 長崎県長崎市出身。高校で商業デザインを学び、高美展で優秀賞を受賞。専門学校でイラストとアニメーションを学ぶも、就職は地元で美術や絵画とはかけ離れた仕事に就く。いつ頃からか、ブログをスタートし、ブログテンプレートデザインの無料配信などを開始

マツモトケイイチロウ : デザイン学校を卒業後は絵画にて創作活動を行っていた。1999年、友人から勧められた手ブレやピンボケ等なんでもありのトイカメラに、興味本位で手を出してしまって写真にのめり込んでいく。近代化産業遺産の撮影をライフワークとしている。近代化産業遺産をテーマとした個展やグループ展を多数開催

腐肉狼 : 写真家。定期的に写真展活動をし、好評を得ている。活動範囲は日本中、台湾など海外にも至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    なぜか廃墟に惹かれてしまう。寂しさと、不気味さとそして 美しさを秘めた空間に、人工物の哀れと自然の生命力の逞しさを感じてしまうからか?少年の頃、悪ガキたちと入り込んだ無人家屋で感じた冒険心と背徳心が、ほろ苦いノスタルジーとともに湧き上がってくるからか?。アールデコ様式の曲線の中でステンドグラスから入ってくる光はをかつての栄華を、窓から見える緑の風景は人の力を覆いつくし、包み込むような優しささえ感じられた「摩耶観光ホテル」がお気に入り。「こども本の森」がいつまでも廃墟にならないことを祈りながら、頁を閉じた。

  • ばう さん

    ★★「廃墟」に惹かれるのは何故だろう?その建物が廃墟となった今、その中で人々が生き生きと動き回っていた頃のことを想像し、その建物が辿ってきた年月を思うからだろうか?外観ももっと見たかったな。惹かれるものはあるけれど但し廃墟を美しいと感じることはありませんでした。ページが進んでいくうちに段々と気持ちがどーんと重くなってきて遂には何だか頭痛が…~_~;間違っても実際に足を運ぼうとは思いませんでした。ところでこれらの建物は入っても良いものなの?

  • あじ さん

    時に囚われたままの静止を歪め、厭世と退廃に嘆きながら自身の廃墟化を推し進めていく彼ら。木々の手探りを拒めず無抵抗に飲み込まれてゆく無気力感を、三人のカメラマンが美にすり替えた優れた写真集。廃墟礼讃の極意は、語らずとも見えてくる。アクセスガイド付き(非公開物件含む、マイナー度に注目)、正統派の夢の跡。

  • たまきら さん

    いやこの撮影は大変だったろうなあ!素晴らしい写真です。大久野島のこの場所は実際に案内していただきました。ほかにも何個か軍の廃墟があるのですが(基本立ち入り禁止)、壊さない理由を聞いたら案内してくださった方が「壊そうと思ったら機械が壊れるからです」と言ったのが忘れられません。ヨーロッパじゅうにある戦車防御通称「トブラローネ」がそのままなのと同じ理由なのね。

  • G-dark さん

    学校、ホテル、戦争関連施設、遊園地、軍艦島、住居といった跡地の朽ちゆく姿が記録された写真集。人間からすれば「寂しい」と感じる場所であっても植物たちからすれば楽園。建物を覆うように生い茂り、わずかな隙間から内部へと入り込んだ蔦が伸びて複雑に絡み合い、木々までもが建物の中でたくましく根を張っていることもあります。人工物が時を経て自然と一体化していく力強い姿は圧巻。こうして見ると、「人間は万物の霊長である」などという考えは人間の自惚れに過ぎず、人間も自然の中で生かされているに過ぎないということに気づかされます。

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