モーリス・ルブラン

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奇岩城 ハヤカワ・ミステリ文庫

モーリス・ルブラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151757532
ISBN 10 : 4151757538
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,327p

内容詳細

レイモンドが放った一弾は、みごとに逃走せんとする賊を撃ち倒した。ところが重傷を負ったはずの賊が煙のごとく消え失せる。しかも屋敷から盗まれたものは何一つなかったのだ。この奇怪な謎を解き明かしたのは、まだ高校生のイジドール少年。しかも彼は事件の首魁を、かのアルセーヌ・ルパンだと喝破した!かくて怪盗対少年探偵の熾烈な頭脳戦の幕は切って落とされた…シリーズ初の長篇にして代表作に数えられる傑作。

【著者紹介】
モーリス・ルブラン : 1864年フランス、ノルマンディ地方のルーアン生まれ。ブルジョアの子息として育ち,若い頃からパリで執筆業に就く。1905年に発表したアルセーヌ・ルパンものの第一作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が大ヒットとなり、以後30年以上にわたり、50作以上のルパンものを発表した。1941年11月、南フランスのペルピニャンで死去

平岡敦 : 1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修了、フランス文学翻訳家、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • naoっぴ さん

    子供の頃読んだけどこれも全く覚えておらず(笑)。とても楽しめました。撃たれ倒れたはずの盗賊が忽然と消え、盗まれたものもないという警察も頭を抱える事件を、一人の高校生イジドールが簡単に解き明かす。そして事件はいつしかイジドールVSルパンへと展開…。おお、これが乱歩の少年探偵団のもとか、と嬉しくなりながら読みました。少年相手にこれまた少年のように目をきらきらさせて応対するルパンは、悪役のくせに魅力満点。暗号文にフランスの歴史も絡め、お約束のラブに謎の要塞など、エンタメ性も抜群。やっぱりルパンは面白い♪

  • アメフトファン さん

    少年探偵の活躍。それを上回るルパンの知力。ホームズの描かれ方がイマイチですが、フランス贔屓なので(笑)ロマン溢れる冒険の数々に一気に読んでしまいました。そしてルパンの恋。何もかも投げ捨てたルパンに待ち受ける運命は!冒険小説、ミステリーだけではなく恋愛小説としても楽しめる素晴らしい作品です。

  • geshi さん

    少年探偵VS怪盗、暗号解読、フランス王家にまつわる城の謎、そしてロマンスと、子供の頃読んだら絶対に心奪われた、ザ・エンターテインメントという感じの華やかでスリリングな作品。イジドールがいきなり持ち上げられて警察に頼られちゃうのが探偵小説お約束とはいえ牧歌的というか時代的というか。中盤までで殺人事件とルパンの消失の謎を解いてからは〈針の城〉をめぐる冒険活劇になるので2つの話をつけたような印象。しかしこのホームズの扱いはコナン・ドイルが怒らなかったのか。

  • tokkun1002 さん

    ルパン4作目。1909年。レイモンド・ド・サンヴェラン嬢登場。どちらかと言えば若き探偵イジドール・ボートルレに主観をおいた作品。ルパン対ボートルレ、ホームズ、ガリマールだ。平岡さんの訳は読み易いね。ボートルレの資金繰りが気になるぞ。時代設定1908年。34歳。【東西ミステリベスト100 92位】《フランス》

  • LUNE MER さん

    歴史ロマン、サスペンス、ラヴロマンス。ルパンの魅力の全てが詰まった名作ですな✨

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モーリス・ルブラン

1864年フランスのルーアンに生まれる。子どものころから読書好きで、作家になることを夢見て売れない小説を書き続けてきた。ある時、友人の勧めで雑誌に「ルパン逮捕」を書いたところ、たちまち人気を博す。以降30年以上ルパン作品を書き続ける。1941年没

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