モーリス・ルブラン

人物・団体ページへ

ルパンと怪人 怪盗ルパン

モーリス・ルブラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591085448
ISBN 10 : 4591085449
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,249p

内容詳細

ベルトランドとカテリーヌ姉妹がラ・バール・イ・バ荘で暮らし始めてから、恐ろしい出来事が頻繁に起こる。不安と恐怖に耐えきれず、ルパンに助けを求めるカテリーヌ。姿のない怪人を相手に、ルパンは…。

【著者紹介】
モーリス・ルブラン : フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没

南洋一郎 : 明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 海猫 さん

    ナマコやウナギのようにぐにゃぐにゃになって消えたりする犯人像は、ちょっとやりすぎ感もあるが怪奇な感じは良く出ている。古い城館(シャトーとルビを振ってあるのが、気分が出る)や周りの森や川といった舞台装置の使い方が雰囲気満点で、錬金術が出てきて、お宝は黄金と題材も面白い。その上で次から次へと展開するし終わり方も綺麗で、スッキリ堪能できる作品といったところですね。解説を読むと訳者の南洋一郎のリライトする上での工夫も、興味深い。

  • 2兵 さん

    原作は『バール・イ・ヴァ荘』。ルパンとベシュ刑事のコンビ3部作最終章とでもいうべきお話。とある城館を舞台に繰り広げられる、錬金術と姿なきグニャグニャ怪人をめぐる怪奇な事件がメイン。謎としては連続殺人と暗号が使われている。原作よりも怪人の恐ろしさが強調されているのと、南版ならではのルパンの博愛精神が、今作でも発揮されているのが特徴か。黄金が出るけど、ルパンは盗まない。しかもヒロインの姉妹と真犯人に寄付してしまう。まさかルパンの口から「神は許したもう」なんて言葉が出てくるとはなあ。しかし、これが良いのだ。

  • 十六夜(いざよい) さん

    この作品は冒険の中にも謎解き要素がうまく組み込まれていて、ストーリーにも結末にも納得の出来。古城と美女、どこかに隠されている金…ドキドキしながら一気に読めました。

  • 遠藤三春 さん

    このシリーズもあと2巻だ。今回もべシューとルパンのコンビなんだけど、始まりが普通にべシューがラウールの正体を知っていた挙げ句、家の鍵を持っているのに笑ったわ。話は複雑に入り組んでいる割に真相がちょっと拍子抜けな感が。ただ宝の謎解き部分は良いなと思った。あとラスト、美しく明るい生活を作りなさい、それが人生の錬金術ですとか言っときながら、砂金の袋を肩に担いで、べシューを連れてさっそうとさるルパンが面白すぎる。もらうものはちゃっかりもらうやん。べシューともなんだかんだ仲良くなってるし。

  • 青いあめ さん

    ロマンある終わり方。 悪の改心があって、訳者の優しさが見える。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーリス・ルブラン

1864年フランスのルーアンに生まれる。子どものころから読書好きで、作家になることを夢見て売れない小説を書き続けてきた。ある時、友人の勧めで雑誌に「ルパン逮捕」を書いたところ、たちまち人気を博す。以降30年以上ルパン作品を書き続ける。1941年没

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品