モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ホルン協奏曲集 アレグリーニ、アバド&モーツァルト管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4778083
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

モーツァルト:ホルン協奏曲集
アレッシオ・アレグリーニ
アバド&モーツァルト管弦楽団


ドイツ・グラモフォンによるアバドのモーツァルト協奏曲録音プロジェクト(全3枚)の第1弾はホルン協奏曲集。
 世界的なホルン奏者として知られるアレッシオ・アレグリーニは1972年生まれのイタリアの名手。23歳でムーティに招かれてスカラ座の首席奏者に就任し、その後、プラハの春国際音楽コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクールの両方で最高位を獲得。2002年からはベルリン・フィルの客員奏者を1年間つとめ、現在は聖チェチーリア音楽院管弦楽団に首席奏者として在籍する一方、アバドに招かれてルツェルン祝祭管弦楽団、モーツァルト管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団の各首席奏者としても活躍しています。
 アレグリーニはその天衣無縫ともいうべき自在な演奏スタイルでソロや室内楽などコンサートではすでに大きな話題となっていただけに、今回のCDの登場は大きな期待をもって迎えられるところ。しかも共演は気心知れたアバド指揮モーツァルト管弦楽団というこれ以上無い布陣となっております。
 ちなみにアバドはかつてモーツァルトのホルン協奏曲第3番をクレヴェンジャーと録音していましたが、全曲録音は初めてとなります。(HMV)

【収録情報】
モーツァルト:
1. ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+514
2. ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
3. ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
4. ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495

 アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
 モーツァルト管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:2005年6月(3)、2006年6月(1,2)、2007年6月(4)
 録音場所:フェラーラ(3)、ボローニャ(1,2,4)
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto in D, K. 412/514 (Allegro K.412 + Rondo K.514) - 1. Allegro
  • 02. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto in D, K. 412/514 (Allegro K.412 + Rondo K.514) - 2. Rondo (Allegro)
  • 03. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.2 in E flat, K.417 - 1. Allegro maestoso
  • 04. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.2 in E flat, K.417 - 2. Andante
  • 05. Alessio Allegrini, Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.2 in E flat, K.417 - 3. Rondo
  • 06. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 1. Allegro
  • 07. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 2. Romanze (Larghetto)
  • 08. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 3. Allegro
  • 09. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 1. Allegro
  • 10. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 2. Romanze (Larghetto)
  • 11. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.3 in E flat, K.447 - 3. Allegro
  • 12. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.4 in E flat, K.495 - 1. Allegro moderato
  • 13. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.4 in E flat, K.495 - 2. Romanza (Andante)
  • 14. Wolfgang Amadeus Mozart - Horn Concerto No.4 in E flat, K.495 - 3. Rondo (Allegro vivace)

ユーザーレビュー

総合評価

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控えめなピリオドアプローチによる演奏で、...

投稿日:2015/04/01 (水)

控えめなピリオドアプローチによる演奏で、ソロもオケも若干装飾をつけて演奏している。テンポも速めだが、せかせかした印象が残る。なおCDの最後では盛大な拍手が入っている。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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アバドは若手の才能のある音楽家で構成され...

投稿日:2011/08/30 (火)

アバドは若手の才能のある音楽家で構成されているモーツァルト管弦楽団とともに、モーツァルトの主要な交響曲集やヴァイオリン協奏曲全集などを録音しており、お互いに気心の知れた関係であると言える。今後は本盤におさめられたホルン協奏曲集を皮切りとして、管楽器による協奏曲を3回にわたって録音するとのことであり、管楽器による協奏曲集の続編に大いに期待したいと考える。そして、第1弾である本盤のホルン協奏曲集であるが、モーツァルトのホルン協奏曲の全曲録音は、意外にもアバドにとっては本盤が初めてのことであるが、そのようなことを微塵も感じさせないような素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。本演奏においてホルンを吹いているのは、アレッシオ・アレグリーニというアバドと同様のイタリア出身の若手ホルン奏者。イタリア随一のオーケストラでもある聖チェチーリア音楽院管弦楽団の首席奏者のみならず、モーツァルト管弦楽団を含めたアバドが指揮するオーケストラの首席奏者をつとめるなど、アバドとともにホルン協奏曲を演奏するには申し分のない逸材であると言える。アレッシオ・アレグリーニのホルンは、卓越した技量をベースとしつつ、あたかも南国イタリアを思わせるような明朗で解放感に溢れたナチュラルな音色が持ち味であると言える。そして、その表現は濃密で、歌謡性豊かでロマンティシズムの香りさえ漂っているところであり、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏と比較しても、濃厚な表情づけという意味においては最右翼に掲げられる演奏と言っても過言ではあるまい。もちろん、心を込め抜いた濃厚なロマンティシズムと言っても、音楽全体の造型がいささかも弛緩することがないというのは、アレッシオ・アレグリーニの類稀なる才能と音楽性の賜物であると考えられる。アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督の退任間近に大病を患い、その大病を克服した後は彫の深い凄みのある表現をするようになり、今や現代を代表する大指揮者であると言えるが、気心の知れたモーツァルト管弦楽団を指揮する時は、若き才能のある各奏者を慈しむような滋味豊かな指揮に徹していると言える。本演奏でも、アバドの滋味豊かな指揮ぶりは健在であり、アレッシオ・アレグリーニの心を込め抜いた濃厚なホルン演奏を下支えするとともに、演奏全体に適度の潤いと温もり、そして清新さを付加するのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質も、特にSHM−CD仕様などが施されているわけではないが、十分に満足できる鮮明な高音質であると高く評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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