モーツァルト(1756-1791)

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『魔笛』全曲 オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、ルチア・ポップ、他(1964 ステレオ)(2SACD)(シングルレイヤー)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPGS10004
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

モーツァルト:『魔笛』全曲(2SACD)(シングルレイヤー)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ、ルチア・ポップ
オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団


『魔笛』という作品の奥深さ・可能性をいろいろと体感させてくれる演奏。舞台の無いレコードでは必要無いと、台詞を全部カットした結果、モーツァルトの音楽が連続することとなり、それぞれの曲が切れ目なしに続々登場するのは、雰囲気の持続という意味合いでもやはり効果的。
さらにそこで示されるクレンペラーの解釈もユニークで、通常コミカルな“フムフム...”といった曲でさえ、実に美しい響きと複合的な構造を持つことを如実に知らしめてくれるあたり、まさに比類がありません。
歌手陣も粒揃いで、共にデビュー間もなかったルチア・ポップの可憐な夜の女王に、ヤノヴィッツのどこまでも透明なパミーナ、こわいほどの迫力を備えたフリックのザラストロに、ゲッダによる端正なタミーノ、ベリーの愉快なパパゲーノ等々。侍女にまでシュワルツコップ、ルートヴィヒ、ヘフゲンというのような豪華なキャスティングはまさに超ド級。
余談ながら、このようなキャスティングとヘヴィーな演奏により、近年の演出でときおりみられる“夜の女王側=善”、“ザラストロ側=悪”という雰囲気が濃厚に感じられるのもこの録音の大きな特徴といえ、多層的な意味合いを持つとされる『魔笛』の様々な面が示された演奏としても、その価値には大きなものがあると思います。(HMV)

オペラ録音では強力無比の絶対的カタログの豊富さを誇る、旧EMI音源から選りすぐった、名演、名録音の名盤オペラを24bit/96KHzでリマスターした音源ソースによりSACDシングルレイヤー化。歌詞対訳付き。(メーカー資料より)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『魔笛』全曲(台詞省略版)

 ニコライ・ゲッダ(タミーノ)
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(パミーナ)
 ヴァルター・ベリー(パパゲーノ)
 ルチア・ポップ(夜の女王)
 ゴットロープ・フリック(ザラストロ)
 フランツ・クラス(弁者)
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(第1の侍女)
 クリスタ・ルートヴィヒ(第2の侍女)
 マルガ・ヘフゲン(第3の侍女)
 ルート=マルグレット・ピュッツ(パパゲーナ)
 ゲルハルト・ウンガー(モノスタトス)
 カール・リープル(第1の武者)
 フランツ・クラス(第2の武者)
 ゲルハルト・ウンガー(第1の僧侶)
 フランツ・クラス(第2の僧侶)
 アグネス・ギーベル(第1の少年)
 アンナ・レイノルズ(第2の少年)
 ジョゼフィン・ヴィージー(第3の少年)
 フィルハーモニア合唱団(コーラス・マスター:ヴィルヘルム・ピッツ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1964年3月、4月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 歌詞対訳付

総合評価

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テンポの遅さはフルトヴェンウラーを思い起...

投稿日:2012/06/04 (月)

テンポの遅さはフルトヴェンウラーを思い起こさせる。両者を聞けばわかるが、クレンペラーは求心形、フルトヴェングラーは求心形であると同時にきわめて開放型だ。だから、聞いた後はフルトヴェングラーの方が充実感がある。クレンペラーも素晴らしいと思うがもう一度聞くならばフルトヴェングラーだ。クレンペラーも情熱は感じられるのだが、内燃形でドッカンという感じではない。それにしてもルチア、ポップの夜の女王のアリアは素晴らしい。台詞のカットは忙しい現代では当然なこととなってほしい。今更老眼鏡をかけて対訳をみながら音楽は聴かない。それに話の筋だってくだらない。前半、中盤はいいが、後半とつながりがきわめて不自然。タミーノはの試練は突然始まって、突然終わり、悟りを得る。なんだこりゃ。変な話。でも音楽は違う。台詞をカットされると、三大交響曲や後期のピアノ協奏曲を連続で聞く感じ。声もその他の楽器のように聞いている。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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台詞がカットされていることに対し肯定的な...

投稿日:2012/04/29 (日)

台詞がカットされていることに対し肯定的な意見もみられますが、ストーリーが繋がっていかないため“歌劇”を楽しもうという向きにはやはり違和感があります。この録音は“声楽付管弦楽組曲” として楽しむ方がよいかもしれません。そう思うと極めて重厚で多面的な曲群を、堂々たるスケールと結構茶目っけのある表情とを混ぜ合わせて演奏していると感じられます。クレンペラー・ファンの方々は“高い精神性”を謳いますが、私の主観では、個性的というか、他の演奏家からは聴くことができない癖の強さがあって大いに楽しめる演奏です。

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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 1幕後半、タミーノがパミーナへ「ヘーレ...

投稿日:2011/10/21 (金)

 1幕後半、タミーノがパミーナへ「ヘーレ ミッヒ 」と必死に呼びかける・・・・でも、応答がない。そして、「umsonst umsonst 」とつぶやく時、タミーノをおおいつくしている、いい知れぬ寂寥感。聴いていてこんなに、孤独の辛さを味あわさせてくれる演奏は他にはない。「僕のパミーナは、いったいどこにいるんだ!」  魔笛は、憧れと絶望の音楽だとクレンペラーは教えてくれている。だから、最後「pa pa pa」で味わえるのは神的な幸福感。

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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