モーツァルト(1756-1791)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『後宮からの逃走』全曲 マルトハーラー演出、グラーフ&カメラータ・ザルツブルク、ランカトーレ、リドル、他(2013 ステレオ)(日本語字幕付)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
108102
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

ザルツブルク音楽祭2013
モーツァルト:『後宮からの逃走』
ランカトーレ、リドル、グラーフ&カメラータ・ザルツブルク

日本語字幕付き

トルコの後宮に捕らわれている恋人のコンスタンツェを救おうとやってきたベルモンテは、大酒飲みの番人オスミンに行く手を阻まれますが、一緒に捕えられていた従者のペドリッロと、その婚約者ブロンデと力を合わせて、脱出を試みます。ところが、酔っぱらって泥酔していたはずのオスミンに見つかってしまい、あえなく捕まってしまいます。しかし、太守セリムは寛大な心で4人を許して解放し、皆は太守の徳をたたえるのです。
 2013年のザルツブルク音楽祭でこのオペラが上演された時には、その舞台はトルコではなく、なんとザルツブルクのさるお金持ちが作った飛行場になっていました。そこに2つある格納庫のうちの一つ(ハンガー8)ではオーケストラが演奏、そしてもう一つの、ハンガー7で物語が進みます。そこは、ファッション・ショーのステージまでが揃っている華やかなオート・クチュールの会社、コンスタンツェはモデル、ブロンデはお針子として捕らわれていたのです。ところが、この「舞台」には、客席がありません。それは、このプロダクションがテレビで生中継されるためのものだったから。歌手たちはまるで野外フェスのようにハンズフリーのマイクとイヤモニターを装着、ステディ・カムを含めた無数のカメラが、彼らを追いかけ、それがテレビでヨーロッパ中にリアルタイムで流されたのです。なぜ飛行場? それは見てのお楽しみ。ここでしか実現不可能なサプライズな演出が、最後の最後に待っています。(ARTHAUS)

【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』全曲

 コンスタンツェ:ベルモンテの婚約者/デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)
 太守セリム/トビアス・モレッティ(セリフ)
 ベルモンテ:スペインの貴族/ハビエル・カマレーナ(テノール)
 ブロンデ:コンスタンツェのイギリス人の召使/レベッカ・ニールセン(ソプラノ)
 ベドリッロ:ベルモンテの召使/トーマス・エベンシュタイン(テノール)
 オスミン:太守の監督官/クルト・リドル(バス)
 ザルツブルク・バッハ合唱団(合唱指揮:アロルス・グラスナー)
 カメラータ・ザルツブルク
 ハンス・グラーフ(指揮)

 演出:エイドリアン・マルトハーラー
 収録監督:フェリックス・ブレルザック
 衣装:レナ・ホシェック

 収録時期:2013年
 収録場所:ザルツブルク音楽祭、ハンガー7(中継用ライヴ)

 収録時間:本編125分+27分(メイキング 字幕:英・仏・韓・日)
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、dts-HDマスターオーディオ 5.1
 字幕:英・仏・独・西・伊・韓・日
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

総合評価

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2013年のザルツブルク音楽祭ライヴで、舞台...

投稿日:2021/03/11 (木)

2013年のザルツブルク音楽祭ライヴで、舞台はトルコではなくザルツブルクの飛行場ということだ。2つある格納庫のうちの一つでオーケストラが演奏、そしてもう一つの格納庫で物語が進む。今までCDではベーム・シュターツカペレドレスデン盤に始まり、ガーディナー盤やクリスティ盤を聴き、DVDではベーム盤、ミンコフスキ盤、ジェルメッティ&シュトゥットガルト放送響盤等の舞台で慣れ親しんできた者としては、この演出はあり得ない設定だった。その映像だが序曲の段階からファッションモデルのような美女たちが登場し、聴こえるのは紛れもなくオペラの序曲だ。これはもう視聴を続けるしかない。驚くべきはその音質だ。「場面設定が・・・」という気持ちは、この豊かな音を聴いて吹き飛んだ。映像も鮮明でクリアだ。場面設定への疑問はさておいて、映像と音楽は充分堪能させてもらった。なお合唱部分では分離があまりよくなくオーケストラと合唱がごちゃ混ぜに聴こえ、このあたりは、この設定による収録の限界点だろうか?

snk さん | 北海道 | 不明

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ランカトーレやリドルなどの歌手陣も悪くは...

投稿日:2016/02/09 (火)

ランカトーレやリドルなどの歌手陣も悪くはないですが、何より、空港の格納庫にいろいろな飛行機やレーシングカーを搬入して造り上げた、巨大な観客参加型舞台に目を奪われました(セリムは自分の自家用機なのでしょう、大型プロペラ機ダグラスDC-6の豪華なキャビンでコンスタンツェへの想いを語る)。またファッションモデルたち(美人揃い!)の衣装やヘアスタイルも手抜きがなく、他方、画面に入ってしまう観客たちは年齢・性別を問わず普通の善良な市民という感じで、最後まで興味をもって映像を楽しめました。楽しい非日常性という点で、高得点に値する作品だと思います。始めからテレビ放映を意図したためか、画像もきれいでカメラアングルも工夫されていて、第一級のエンタテインメントでした。 個人的には、日本でも放映中の、警察犬を主人公にしたオーストリアのテレビシリーズ「REX」でリヒャルト・モーザー刑事役で活躍していたトビアス・モレッティがセリム役で登場、まだパワフルな印象で嬉しかった。

ぶたぬき さん | 東京都 | 不明

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「トルコのハーレム」は大勢のモデルやお針子...

投稿日:2014/05/24 (土)

「トルコのハーレム」は大勢のモデルやお針子たちを抱える現代のオート・クチュール、「太守セリム」はそこを仕切るカリスマ・デザイナーという読み替えは悪くないと思ったのだが、大掛かりなセットだけが取り柄で、演技を含めた個々の場面の作り方があまりにもおざなり。二百数十年前の古典芸能をオペラハウスの外へ持ち出そうという斬新な試みなのだから、もっと寛大に見るべきという声もあろうが、こんなに作りが杜撰では寛大になりようがない。このオペラ、21世紀に入ってからは、実はコンスタンツェはセリムの方を愛してしまっているという設定で濃密な心理劇を見せるジョナサン・ミラー(チューリッヒ)やクリストフ・ロイ(フランクフルト/リセウ)の演出が見られるようになったが、それらに比べると全く物足りない。現代化・非トルコ化演出としても、才気煥発なヘアハイム演出(2006年ザルツブルク)に遠く及ばない。 オケの音は耳の中のイヤホンからしか聞こえないという悪条件にもかかわらず、歌手陣は健闘している。しかし、エーベンシュタインのペドリッロが目立つぐらいで、演奏自体も凡庸。ニールセンのブロンデはあまり愛想のない、キツ目の役作りで、もともとブロンデ出身のランカトーレとキャラが逆転してしまっているが、これもまずかろう。ダムラウが早々に降りてしまったのは賢明な判断。彼女の頭のよさを裏付ける結果になった。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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