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モレノ・トローバ:ギター協奏曲集 第2集
もしスペインの名ギタリスト、アンドレス・セゴビアがモレノ・トローバに「ギター曲を書いてほしい」と依頼しなければ、彼は「サルスエラ(スペイン歌劇)」の作曲家としてのみ、今日の音楽史に名前を残していたでしょう。モレノ・トローバは実際にギターを演奏できたわけではなく、ギターそのものにもほとんど興味を持っていませんでした。しかし、1910年代に初めてセゴビアに会い、作曲の依頼を受けて数週間後に出来上がったホ長調の小品をセゴビアが気に入ったことで、彼は最終的に100曲を超えるギター曲を作曲。これらはセゴビアだけでなくイエペスも愛奏したため、モレノ・トローバは「ギター曲の作曲家」として知られるようになったのです。
この第2集も、第1集と同じくペペ・ロメロとビセンテ・コベスが独奏を担当。情熱と遊び心に満たされた美しい3作品を楽しめます。(輸入元情報)
【収録情報】
モレノ・トローバ:
1. セギディーリャへの讃歌 (1962)
2. トナーダ・コンチェルタンテ (1975-1980)
3. カスティーリャ協奏曲 (1960)
ペペ・ロメロ(ギター:1,2)
ビセンテ・コベス(ギター:3)
エストレマドゥーラ交響楽団
マヌエル・コベス(指揮)
録音時期:2015年7月13-16日
録音場所:スペイン、Palacio de Congresos, Badajoz
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)