メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD

交響曲第4番『イタリア』(1834年版)、第3番『スコットランド』(1842年版)、フィンガルの洞窟(1830年版) 有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TBRCD0047
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ
メンデルスゾーン:交響曲第4番『イタリア』(1834年版)、第3番『スコットランド』(1842年版)、フィンガルの洞窟(1830年版)
有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京
珍しい版によるメンデルスゾーン!


日本の古楽界をリードするフルート奏者有田正広は、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持ち、クイケン兄弟やトレヴァー・ピノックなど世界的なアーティストともしばしば共演。2009年4月には、ロマン派までをレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京(CPT)」を結成。このCDは彼らの最新ライヴ録音です。
 メンデルスゾーンの作品は、2009年にテーマ・カタログが刊行され、ようやくその作品の全体像が明らかにされました。また、作品の研究も進み、いくつかの出版社からは信頼の置ける楽譜の出版も行われるようになり、その成果として『ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64』の初期稿なども出版され、演奏もされるようになってきています。このCDに収録された交響曲第4番『イタリア』、序曲『ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)』、交響曲第3番『スコットランド』の3曲についても同様に、新しい研究成果に基づいた楽譜を使用しています。
 また、本格的なピリオド楽器でメンデルスゾーンの管弦楽曲を演奏する試みは、CDの録音で見る限り1988年ごろから始まったようです。日本でも2000年以降にごくわずかに録音されたものがあるとはいえ、まだ本格的な状況には至っていない現在、有田=CPTによるメンデルスゾーンの演奏は画期的と言えるでしょう。
 版についてはライナー・ノートに小川恒行氏の詳細な解説がございます。(メーカー資料より)

【収録情報】
メンデルスゾーン:
● 交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』 1834年版 [10:38/ 6:00/ 6:58/ 6:27]
● 序曲『ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)』 ローマ版第2稿(1830年) [11:07]
● 交響曲第3番イ短調 Op.56『スコットランド』 1842年稿 [16:36/ 4:17/ 9:25/ 9:51]

 クラシカル・プレイヤーズ東京
 有田正広(指揮)

 録音時期:2015年7月12日(第4番)、2016年2月6日(第3番、序曲)
 録音場所:東京芸術劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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本CDはメンデルスゾーンの近年の研究によっ...

投稿日:2022/04/25 (月)

本CDはメンデルスゾーンの近年の研究によって明らかとなってきた改訂稿の楽譜を使って演奏された演奏会のライヴ録音である。 収録されているのは、イタリア、スコットランド、フィンガルと人気曲ばかり、かつ録音も無数にあるので、これらの改訂稿による演奏は新鮮であった。 一聴してはっきりと違いがわかるのが、フィンガルの洞窟だが、スコットランド交響曲やイタリア交響曲も細やかな所に違いがあり面白い。 演奏は有田正広指揮、クラシカル・プレイヤーズ東京である。 同オケは1989年に設立された東京バッハ・モーツァルト・オーケストラを前身とし、2009年に改編、立ち上げられた古楽器オーケストラである。 2017年に最後の演奏会を行い解散してしまったが、このCDは2015〜2016年にかけて行われた活動最終期の演奏である。 資料的な価値の方が高い演奏かと思いきや意外と演奏にはメリハリがついており、イタリアの4楽章のようにライヴならではの熱気もありと、キレのある演奏で、レベルはなかなか高い。 録音もライヴであるが良好。 またライナーには使用楽譜や曲についての解説が載っており、勉強になる。

レインボー さん | 不明 | 不明

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是非とも、聴いて欲しい。「フィンガルの洞...

投稿日:2020/05/15 (金)

是非とも、聴いて欲しい。「フィンガルの洞窟(1830年版)」は、別の曲のように新鮮でした。交響曲第4番「イタリア」(1834年版)は、若きメンデルスゾーンの姿が表れる新しい感動がある。逆に、交響曲第3番「スコットランド」(1942年版)は、メンデルスゾーンの初稿の形が解る珍しい作品です。ハッキリ言って、交響曲第3番「スコットランド」は、メンデルスゾーンの改訂出版された現行版の方が、スッキリして完成された作品です。でも、最初は、こうだったと解る面白さがありました。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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