序曲と革命記念歌集（管楽八重奏版）　リュシエ＆レ・ジャコバン

フランス革命期に活躍したメユールの作品を
ピリオド管楽アンサンブルで

エティエンヌ＝ニコラ・メユールはオペラ作曲家として名を残していますが、今日その作品を聴く機会はあまり多くありません。ここでは彼のオペラ６篇の序曲と、フランス革命政府のための記念歌７篇を管楽八重奏編曲で披露。メユールはフランスの作曲家ながら、作風はむしろベートーヴェン的で、ドラマティックかつパワフル。もちろん美しいメロディには事欠きません。管楽八重奏編成でも豊かな色彩を味わえます。
　レ・ジャコバンはフランス革命期の知られざる作品発掘に情熱を注ぐピリオド管楽器団体。（キングインターナショナル）

【収録情報】
メユール：
・歌劇『メリドールとフロジーヌ』序曲
・歌劇『アリオダン』序曲
・歌劇『若きアンリの狩り』序曲
・歌劇『ストラトニース』序曲
・歌劇『ジョゼフ』序曲
・歌劇『ユーフロジーヌ』序曲
・出陣の歌 (1794)
・フリュクリドールのクーデター（1797年9月4日）
・テルミドール9日（第2版）
・理性への賛歌 (1793)
・22の賛歌 (1795)
・夫婦の祝日のための賛歌 (1798)
・帰還の歌 (1797)

　レ・ジャコバン（ピリオド楽器演奏）
　　アンヌ・ティヴィエルジュ（フルート）、ワシントン・マクレーン（オーボエ）
　　ジェーン・ブース、ジャン＝フランソワ・ノルマン（クラリネット）
　　ルイ＝フィリップ・マルソレ、ルイ＝ピエール・ベルジュロン（ホルン）
　　マチュー・リュシエ、リーズ・ミレー（ファゴット）
　マチュー・リュシエ（指揮）

　録音時期：2012年6月
　録音場所：ケベック、聖オーギュスタン教会
　録音方式：ステレオ（デジタル）