僧侶が語る死の正体 死と向き合い、不死の門を開く、五つの法話

ムホウ・ネルケ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865640656
ISBN 10 : 4865640657
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
315p;19

内容詳細

私たちは死を怖れる。死を避け、先延ばしする。しかし死は誰にでも、必ず訪れる。そして、死を経験した人は、誰もいない。死とは何か。誰も知らず、しかし誰もが怖れる。2500年前、ブッダは死の正体を見破った。その正体とは、何か―

目次 : 第1章 生死の微積分(「生」と「死」を図式化する/ 西洋と東洋の死後観を比較する/ 生死を微積分で考える/ 道元禅師の教え)/ 第2章 よく生きること、よく死ぬこと(タイ仏教の風景/ ルアンポー・カムキアン師との出会い/ カムキアン師の教え/ ルアンポーの死にゆく姿/ ブッダが教えた三つの死)/ 第3章 死と“物語り”(「往生伝」を読む/ 道としての“死では終わらない物語”/ 来世の物語と死後の世界ブーム/ 現代人にとっての“死では終わらない物語”)/ 第4章 死に向かって生きる(死のわからなさ/ 自己と死と存続/ 死の否定と受容)/ 第5章 命への執着を捨て、生と死を理解する(「生」と「死」で成り立つ命/ 「生きたい」も「死にたい」も無意味/ 「死」と「私」の問題/ よい死に際のために)

【著者紹介】
ネルケ無方 : 1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。曹洞宗・安泰寺住職。16歳で坐禅と出会い、1990年に留学生として来日。兵庫県にある安泰寺に上山し、半年間修行生活に参加。大学のドクターコースを中退し、1993年に安泰寺で出家得度、「ホームレス雲水」を経て、2002年より安泰寺堂頭(住職)。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたっている

プラ・ユキ・ナラテボー : 1962年、埼玉県生まれ。タイ・スカトー寺副住職。上智大学卒業後、タイのチュラロンコン大学大学院に留学し、農村開発におけるタイ僧侶の役割を研究。1988年、瞑想指導者として有名なルアンポー・カムキアン師のもとで出家。以後、開発僧として、瞑想指導者として活動

釈徹宗 : 1961年、大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。NPO法人リライフ代表。龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院博士課程を修了後、大阪府池田市・如来寺住職になる。また認知症高齢者のためにグループホームを運営するなど、多彩な活動を展開

南直哉 : 1958年、長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年に曹洞宗で出家得度。同年、福井県の大本山永平寺へ入門。2003年まで約20年の修行生活を送る。現在、福井県霊泉寺住職、青森県むつ市の恐山菩提寺院代(山主代理)を務める

アルボムッレスマナサーラ : スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品