ムソルグスキー(1839-1881)

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CD 輸入盤

展覧会の絵〜ラヴェル:管弦楽作品集第3集〜編曲集 スラトキン&リヨン国立管弦楽団

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573124
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


展覧会の絵〜ラヴェル:管弦楽作品集 第3集:編曲集
スラトキン&リヨン国立管弦楽団


スラトキン4度目の『展覧会の絵』の登場。リヨン国立管弦楽団と進行中のラヴェル管弦楽曲シリーズの第3集にあたるもので、組み合わせはラヴェルが編曲したシャブリエ、ドビュッシー、シューマンの作品。
 スラトキン最初の『展覧会の絵』は、1975年にセントルイス響を指揮したもので、VOXレーベル制作によるラヴェル編曲版。2度目は1985年にナショナル・フィルを指揮してRCAに録音したもので、同じくラヴェルによる編曲版。3度目は2007年にナッシュヴィル交響楽団を指揮してNAXOSに録音したもので、15人の編曲を用いるというコンセプトが話題となっていました。
 今回の録音はその5年後に収録されたもので、ラヴェル版での演奏となりますが、ラヴェルが原曲から削除した5番目の「プロムナード」については、スラトキン自身が編曲して復活させています。
 組み合わせのシャブリエの『華やかなメヌエット』とシューマンの『謝肉祭』からの編曲は、ディアギレフの依頼によって編曲された珍しいレパートリーです。ドビュッシーの作品は、作曲家の死後、新しく設立された出版社ジャン・ジョベールから依頼され編曲されたもので、「ピアノのために」第2曲のサラバンドと「スティリア風タランテラ」がラヴェルによって豊かな色彩とメリハリを獲得し、原曲とは大きく異なる魅力を発散することになった傑作アレンジです。(HMV)

【収録情報】
1. シャブリエ:10の絵画風小品より『華やかなメヌエット』(ラヴェルによる管弦楽編) (1880-81/1919)
2. ドビュッシー:サラバンド(ラヴェルによる管弦楽編) (1891/1923)
3. ドビュッシー:舞曲(ラヴェルによる管弦楽編) (1901/1923)
4. シューマン:謝肉祭 Op.9より(ラヴェルによる管弦楽編)

 第1番:プロムナード
 第16番:ドイツ風ワルツ
 第17番:間奏曲−パガニーニ
 第21番:ペリシテ人と戦うダーヴィト同盟の行進

5. ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』(ラヴェル、スラトキンによる管弦楽編) (1874/1922/2007)
 第1プロムナード
 小人(グノーム)
 第2プロムナード
 古城
 第3プロムナード
 テュイルリーの庭−遊びの後の子供たちの口げんか
 ビドロ(牛車)
 第4プロムナード
 卵の殻をつけた雛の踊り
 サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
 第5プロムナード
 リモージュの市場
 カタコンベ−ローマ時代の墓
 死せる言葉による死者への呼びかけ
 鶏の足の上に建つ小屋−バーバ・ヤガー−キエフの大門

 フランス国立リヨン管弦楽団
 レナード・スラトキン(指揮)

 録音時期:2013年10月22-26日(1)、2013年9月18-20日(2-4)、2012年11月26-29日(5)
 録音場所:フランス、リヨン、オーディトリウム(1,5) リヨン国立音楽院(2-4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

スラットキンが手兵フランス国立リヨン管とともにすすめているラヴェル管弦楽作品集第3弾には、ラヴェルが管弦楽編曲した作品を集める。「展覧会の絵」では、ラヴェル編曲で削除された「第5プロムナード」をスラットキン自身が編曲し、復活させる。彼らしいゴージャスで鮮やかな演奏。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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”展覧会の絵”を聴き終わるやピアノ版(原...

投稿日:2017/10/19 (木)

”展覧会の絵”を聴き終わるやピアノ版(原曲)が聴きたくなった 四度も五度も録音しているというスラトキンの”展覧会〜”をこれまで聴かなかった不明を恥じた ラヴェル管弦楽曲全集に編曲集を加えたことへの驚きと慧眼に瞠目してこれを求めたが どちらかといえば シューマンやドビュッシー、シャブリエが聴きたかった これらを愉しんだ後に それこそラヴェルが省略した”第5のプロムナード”をどう管弦楽化したかの興味だけで”展覧会〜”へ聴き進めた なんというナイーブな感性が生き通った演奏か これを見よ張りの虚仮威しなど影もなく 澄んだ眼差しで朋の画を見てゆく穏やかな気が漂いだす そして”第5プロムナード”の掉尾を曳いてトランペットが消えてゆくと 楽曲はガルトマンへの追悼の色を濃くしてゆく ムソルグスキーがそうピアノで語ったようにスラトキンも思いを馳せる 失った朋の記憶と尽きせぬ思いを語りだす これほど”キエフの大門”で胸を熱くしたことはない 惜別の想いに締め付けられた お聴きになっては如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ラヴェルの管弦楽編曲のみを収めた面白いア...

投稿日:2017/08/07 (月)

ラヴェルの管弦楽編曲のみを収めた面白いアルバムです。ドビュッシーのピアノ作品など、オーケストラで鳴らすのは中々骨の折れそうな作品も見事に仕上がっており、いずれも原曲を知る人の期待を裏切らないものになっていると思います。展覧会の絵はスラットキン版とのことですが、一部を除けば、よく聴かれるラヴェル編曲版とそれほど変わりは無いかと思います。バーバ・ヤガの場面など、迫力満点の演奏でお楽しみ下さい!蛇足ですが、ジャケットの額縁がオシャレで良かったですね。笑

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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HMVのレビューでは、4度目と有りますが...

投稿日:2016/06/24 (金)

HMVのレビューでは、4度目と有りますが、他に2004年9月録音のBBC交響楽団との15人による編曲版がワーナーから出ていますので5度目の正式録音となります。 この演奏は生でも聴きましたが、スラトキンにプロムナードの編曲追加の他に、ムソルグスキーの原曲の意図に近づけるべく、ラヴェル編曲をベースにしながらも、様々ね変更を加え、大変楽しめました。

EVANS さん | 北海道 | 不明

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