ムソルグスキー(1839-1881)

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CD 輸入盤

展覧会の絵、禿山の一夜、モスクワ河の夜明け パーヴォ・ヤルヴィ&シンシナティ交響楽団

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CD80705
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シンシナティ交響楽団、ドイツ・カンマーフィル、フランクフルト放送響、エストニア国立管のポストに加え、2010年からエッシェンバッハの後任としてパリ管弦楽団の音楽監督への就任が決まったパーヴォ・ヤルヴィ。昨今ではドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェン、フランクフルト放送響とのブルックナー・チクルスなど、録音面でも話題の尽きない若きマエストロが音楽監督を務めるシンシナティ交響楽団との14枚目の録音に選んだのは、ムソルグスキーの代表作3曲。性格の異なるオーケストラとそれぞれにじっくりと付き合い、シンシナティ交響楽団とはその持ち味を生かせるカラフルな作品を取り上げて生きたい! と語るヤルヴィとシンシナティ響の見事なアンサンブルが作り上げた名演。来年(2009年)の来日公演が待ち遠しくなる一枚です。(ユニバーサルIMS)

ムソルグスキー:
・交響詩『禿山の一夜』
・組曲『展覧会の絵』
・歌劇『ホヴァーンシチナ』前奏曲『モスクワ河の夜明け』
 シンシナティ交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音:2007年(デジタル)

収録曲   

  • 01. Mussorgsky: Night on Bald Mountain [11:52]
  • 02. Pictures at an Exhibition: Promenade [01:42]
  • 03. I. Gnomus [02:48]
  • 04. Promenade [01:08]
  • 05. II. Il Vecchio Castello [04:30]
  • 06. Promenade [00:35]
  • 07. III. Tuileries [01:06]
  • 08. IV. Bydlo [03:09]
  • 09. Promenade [00:46]
  • 10. V. Ballet des poussins dans leurs Coques [01:13]
  • 11. VI. Samuel Goldenberg and Schmuyle [02:36]
  • 12. VII. Limoges. Le Marche [01:25]
  • 13. VIII. Catacombae. Sepulcrum Romanum [02:22]
  • 14. Cum Mortuis in Lingua Mortua [02:08]
  • 15. IX. La Cabane sur des pattes de poule [03:12]
  • 16. X. La Grande Porte de Kiev [05:25]
  • 17. Prelude to Khovanshchina (Dawn on the Moscow River) [05:38]

ユーザーレビュー

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テラークの一連のロシアもの録音はヤルヴィ...

投稿日:2012/09/16 (日)

テラークの一連のロシアもの録音はヤルヴィの本望では無い気がする。もちろんこれも高水準で手堅い演奏なのだが、突き抜けた何かが無い。特に展覧会の絵は名盤が多いので、それに対抗できるのか疑問。オーケストラもアメリカ的な合理的演奏というか、譜面に忠実だけど遊びがないといいますか。モスクワ川の夜明けはアバドだと中間テンポを落としてからアップですが、これは一本調子。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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小中学校の観賞曲でもある「禿山の一夜」。...

投稿日:2011/06/18 (土)

小中学校の観賞曲でもある「禿山の一夜」。インテンポで単調に流されると児童生徒は寝てしまいかねない。が、パーヴォのこの演奏で寝る者は皆無だろう。彼の十八番のハンガリー舞曲に近いテンポ変化の激しい演奏。こんな「禿山」を待ってました。夜明けの到来とともに間髪を入れず流れてくる、プロムナードのメロディ。やるねえ、パーヴォ。「展覧会の絵」ではそれぞれの曲が最大限の個性を発揮。あまり詳細に述べるとネタばれみたいなので、ぜひご自分の耳で確かめてみては。それにしてもシンシナティSOは、実に良いオーケストラですな。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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パーヴォ・ヤルヴィは、現代における最も注...

投稿日:2011/03/13 (日)

パーヴォ・ヤルヴィは、現代における最も注目すべき指揮者と言えるのではないか。広範なレパートリーを誇る指揮者であり、発売されるCDの多種多様ぶりには大変驚かされるばかりであるが、決して器用貧乏には陥らず、発売されるCDのいずれもが水準の高い名演という点も、高く評価されるべきであると考える。本盤には、ムソルグスキーの代表作3曲がおさめられているが、いずれも素晴らしい名演だ。冒頭におさめられた交響詩「はげ山の一夜」は、畳み掛けていくような生命力溢れる力強さが見事であり、その怒涛のド迫力にはただただ圧倒されるのみである。それでいて、荒っぽさなどは薬にしたくもなく、どこをとってもニュアンスが豊かであり、各楽器がいささかも無機的な音を出していないというのは、パーヴォ・ヤルヴィの類稀なる豊かな音楽性とともに、パーヴォ・ヤルヴィの圧倒的な統率の下、最高のパフォーマンスを示しているシンシナティ交響楽団の卓抜した技量の賜物であると言える。また、組曲「展覧会の絵」においては、パーヴォ・ヤルヴィは、曲想を精緻に、そして情感豊かに描き出していく。それでいて、各組曲毎の描き分けを実に巧みに行っており、曲中に何度もあらわれるプロムナードの主題に施している表現の多様性にはほとんど舌を巻いてしまうほどだ。そして、どこをとっても恣意的な解釈が見られず、ラヴェルが編曲した華麗なオーケストレーションの醍醐味を、ゆったりとした気持ちで満喫することができるのが素晴らしい。特筆すべきはシンシナティ交響楽団の圧倒的な技量であり、金管楽器も木管楽器も実に美しく、そして卓越した技量を披露してくれている点を高く評価したい。「ホヴァンシチナ」前奏曲における情感の豊かさは、もはやこの世のものとは思えないような至純の美しさを誇っていると言える。音質も、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質であり、このような素晴らしい名演を望み得る最高の鮮明な音質で味わうことができることを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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