ムソルグスキー(1839-1881)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 『展覧会の絵』(2種)アシュケナージ&フィルハーモニア管(アシュケナージ編曲管弦楽版)、アシュケナージ(ピアノ版)

ムソルグスキー(1839-1881)

中古情報

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A
特記事項
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なし
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基本情報

ジャンル
カタログNo
4757717
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ムソルグスキー:
・組曲『展覧会の絵』(オリジナル版)

ヴラディーミル・アシュケナージ(p)

・組曲『展覧会の絵』(管弦楽版:アシュケナージ編)

フィルハーモニア管弦楽団
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

録音:1982年6&9月(デジタル)

収録曲   

  • 01. Bilder Einer Ausstellung
  • 02. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - Gnomus (fue
  • 03. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - The Old Cas
  • 04. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - The Tuileri
  • 05. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - Ballet Of U
  • 06. Mussorgsky, Modest Peter - The Market Place At Lim
  • 07. Mussorgsky, Modest Peter - The Hut On Fowls Legs -
  • 08. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - Gnomus (orc
  • 09. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - The Old Cas
  • 10. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - Tuileries -
  • 11. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade-ballet Of The
  • 12. Mussorgsky, Modest Peter - Promenade - The Market
  • 13. Mussorgsky, Modest Peter - The Hut On Fowls Legs -

総合評価

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アシュケナージのオーケストレーションによ...

投稿日:2020/02/12 (水)

アシュケナージのオーケストレーションによる『展覧会の絵』はどうしてもラヴェルと比較して聴いてしまうが、ラヴェルを越えていると感じられたのは「卵の殻を付けた雛の踊り」だ。(それでも前半はラヴェルのオーケストレーションとほぼ変わらないようにも感じる。) それ以外の曲は安易なオーケストレーションをほどこしているように思う。 オリジナルのピアノ譜は一つなのに、オーケストレーションによって作品の印象がガラリと変わってしまうのが驚きだ。 この管弦楽編曲版をアシュケナージが解釈している『展覧会の絵』として受けとるのか、『展覧会の絵』を通してアシュケナージの人柄を感じるのかどちらか分からないが、このオーケストレーションを聴いて、アシュケナージは意外と内に派手なものを持っているように感じた。 管弦楽編曲版とピアノのオリジナル版とでは解釈が違うようで、管弦楽編曲版ではアシュケナージのテンポが早めだ。 ラヴェルの管弦楽編曲版もアシュケナージの指揮で聴いてみたいと思った。 フィルハーモニー管弦楽団が素晴らしい演奏をしている。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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オケ版はアシュケナージ編曲とされているが...

投稿日:2012/05/01 (火)

オケ版はアシュケナージ編曲とされているが、実際にはラヴェル編曲にアシュケナージが手を加えたものと考えるべきである。録音はJ・ダンカーリーで会場はキングスウェイホールとくれば、めくるめく超ハイファイ録音を期待したが、スピーカーが出てきた混濁気味のサウンドにがっかりした。尤もこれはエンジニアの問題ではなくアシュケナージによるオーケストレーションに責があると見てよいだろう。アシュケナージの編曲は音量のさらなる拡大を狙ってか、旋律をいくつもの楽器で重ねる傾向があり、おかしなところで打楽器も追加されている。ラヴェルの魔術的なオーケストレーションだけでも十分カラフルかつパワフルなのに、これでは却って音は濁り拡散してしまう。「サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」と「リモージュの市場」の間のプロムナードも原曲通り復元しているが、ピアノ原曲では口直しになるこの曲は、オケ版となると冗長さを感じさせ、なぜラヴェルが割愛したのかの理由が、初めて解き明かされた思いだ。また楽器の改変もきわめて凡庸な発想から生まれており、古城をイングリッシュホルンで、ブィドロをホルンで、シュムイレをバイオリンソロに変えるなど聴く前からバレバレだし、カタコンブ前半やキエフの大門の終結部における打楽器の追加に至っては、音楽的センスを疑いたくなるような悪趣味さだ。ピアノソロの方は、原曲の改変を行わない範囲でシンフォニクな響きを目指したもので、特にダイナミクスの振幅が大きくとられている。ただし「グノムス」でのグロテスクさ、「古城」での寂寥感、「ブイドロ」での遠近感、「リモージュの市場」での喧騒、「カタコンブ」での冷気と神秘性、「キエフの大門」での敬虔な祈りといった、曲が持つ独自の雰囲気は全く伝わってこない。この時期のアシュケナージは、既にピアニストとしてのピークを通り越していたのかもしれない。ムーアフットによるデジタル録音も、「超絶技巧練習曲」の時のような「芯の強さ」「腰の粘り」を失い、まるでスタインウェイの骸骨が鳴っているようだ。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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ピアノ版はアシュケナージの個性が強すぎて...

投稿日:2009/07/31 (金)

ピアノ版はアシュケナージの個性が強すぎて,ムソルグシキーの個性が消えてしまっている。これは失格? しかしオーケストラ版は、ラヴェル版を遥かに凌ぐ超傑作だ。(あ、ただし演奏の良し悪しは「普通」レヴェル) このアシュケナージ編こそ 天国のムソルグスキーが「これこそ正統」と評し、満足げに頷いているであろうオケ版だ。 CDとして完璧とまでは行かないが、「編曲管弦楽版」の唯一無類の音源として、文句無く★5を捧げたい。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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