パヴェウ・ミキェティン:作品集
ミキェティンは現代ポーランドで最も忙しい作曲家の一人と見做されています。彼は伝統的な室内楽、管弦楽、声楽曲から、電子音楽まで幅広いジャンルの作品を手掛け、カルト劇場のディレクターであるクシシュトフ・ヴォリコフスキーと20年以上に渡ってコラボレーションを行い、また他の舞台芸術家たちとのプロジェクトにも取り組んでいます。2000年からは映画のサウンド・トラックも手掛け、いくつかの作品はポーランド国内の賞を獲得し、映画界でもなくてはならない人になっています。この「交響曲第2番」は2007年の春、創立60周年を迎えたポーランド作曲家協会の委嘱によって作曲されました。彼が毎年数週間滞在する風光明媚な都市クジニツァで作曲されたこの作品は、バルト海の神秘的な風景の印象と教会からの音などが随所に取り入れられた表現的な大作です。フルート協奏曲はルーカス・ドゥゴシュのために作曲された、テンポが目まぐるしく変化する作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
1-5.交響曲 第2番
6.フルート協奏曲
ルーカス・ドゥゴシュ(フルート)
NFM・ブロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
ベンヤミン・シュヴァルツ(指揮)
録音:2016年3月16-17日…1-5、2016年6月5-6日…6、
KGHM Main Hall of the Witold Lutoslawski National Forum of Music