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交響曲第2番『復活』 ダニエーレ・ガッティ&コンセルトヘボウ管弦楽団(日本語解説付)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9284
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

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2016年9月18日、つまり一連の首席指揮者就...

投稿日:2017/11/02 (木)

2016年9月18日、つまり一連の首席指揮者就任披露演奏会のライヴ。近年のガッティは遅いテンポによる細部拡大趣味という「巨匠的」なスタイルを見せることがある。それはこの半年ほど前、すなわち首席指揮者就任前に収録された『幻想交響曲』のように「面白いけど、こねくり回しすぎ」という印象を招くこともあったが、ここでは彼の解釈が見事にツボにはまっている。終楽章の行進曲風な展開部における、まるでクレンペラーのような遅いテンポ、明確なフレージングはガッティの面目躍如。ただし、続く第2主題の展開において、(先のヤンソンス指揮の録画ほど露骨ではないが)舞台裏で演奏するバンダの姿を見せてしまうのは映像演出として好みを分けるかもしれない。また特筆すべきはオランダ放送合唱団の好演。この曲の合唱パートに数百名の大合唱は不要。それよりもピアニッシモかつ正しい音程で歌える確かな技術が必要だが、至難な無伴奏・最弱音による歌い出し部分は「まさにこうでなくては」という理想的な出来。この演奏では合唱は座ったまま歌い始める。それ自体は決して珍しいことではないが、立ち上がるタイミングが実に心憎い。これまた極度に遅いテンポをとった曲尾の極大スケールも圧巻だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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