SACD

交響曲第5番 上岡敏之&ヴッパータール交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ46
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー:交響曲第5番
上岡敏之&ヴッパータール交響楽団


緊急発売! 2タイトル一挙リリース。上岡敏之&ヴッパータール交響楽団の本拠地シュタットハレでの迫真のライヴ収録です。
 指揮者、作曲家として活躍したマーラーに上岡が自らの音楽キャリアに裏打ちされた深い洞察と共感を通じて、激情と陶酔の時を再現。満場の聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ上岡&ヴッパータール響の凄演を、日本公演に先立つ3ヵ月前にライヴ収録しました。
 欧州クラシック音楽シーンで名を馳せる録音技師、Erdo GrootによるSACDハイブリッド盤。上岡ヴッパータール響の演奏を会場の音響空間を余すところなく捉えた優秀録音です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 ヴッパータール交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2010年
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【上岡敏之 Toshiyuki Kamioka】
上岡敏之は、2004/2005年のシーズンより、ヴッパータール市の音楽総監督、ならびに交響楽団の主席指揮者を務める。ヴッパータールに就任する前は、8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として、成功を収めた。現在はザールブリュッケン州立歌劇場の音楽総監督も務める。
ヴッパータールでは、オペラ「リゴレット」を振って、オペラ指揮者として輝かしいスタートを切り、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方に絶賛された。
上岡は、東京生まれ。東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して学んだ。1982年、名誉ある安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・レペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタートさせた。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務めた。
1998/1999年のシーズンより、ヘアフォートの北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者も勤めている。また、バンベルク交響楽団、ケルン放送交響楽団(WDR)、中部ドイツ放送交響楽団(MDR)、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団など、国内外で数多くのオーケストラに客演し、名声を博している。
上岡は、多忙な中、後進の育成にも力を注いでおり、1999年から2000年まではドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムを主宰。すでに1987年から、ハンブルク音楽大学で室内楽と伴奏の講師を務めているほか、2000/2001年には、フランクフルト音楽大学のオペラクラスの代理教授を引き受けた。2004/2005年の冬学期からはザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授の要職にある。2007年6月、第15回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【ヴッパータール交響楽団 Sinfonie Orchester Wuppertal】
ヴッパータール交響楽団の歴史は150年近くにおよぶ。初期の段階からオーケストラには、クララ・シューマン、ヨーゼフ・ヨアヒム、ヨハネス・ブラームス、マックス・ブルッフといった高名な音楽家がソリストや指揮者として登場し、名声を得ていった。
1900年(この当時、リヒャルト・シュトラウスも客演)から、シュターツ・ハレを本拠地として活動、今でも近隣のオーケストラがうらやむ立派な建物は、第二次世界大戦で焼け落ちたが、1995年12月に修復され、昔の輝きを取り戻している。エーリヒ・クライバー、オットー・クレンペラーなどの偉大な指揮者たちも、ヴッパータールで音楽的キャリアの第一歩を踏み出している。
世界大恐慌の時代に、オーケストラを助けた音楽家の一人に、エルバーフェルト(ヴッパータール市の旧名)出身のハンス・クナッパーツブッシュがいる。後には、ゲオルク・ラティエン、フリッツ・レーマン、マルティン・シュテファーニが指揮台に立った。22年間におよぶ、ハンス・マルティン・シュナイトに続いて、1986年から1996年の間は、指揮者であり、音楽学者でもあるペーター・ギュルケがオーケストラを率いてきた。一時的に任命されたシュテファン・クリーメからバトンを引き継ぎ、1998年から2004年までは、アメリカ人のジョージ・ハンソンが、ヴッパータール市の音楽総監督を務めた。
2004/2005年のシーズンからは、上岡俊之が新たにヴッパータール市の音楽総監督に就任。現在、オペラからコンサート、バロック音楽から現代音楽にいたるまで多岐にわたるレパートリーを誇っている。ドルトムントのコンツェルトハウスとケルンのフィルハーモニーに定期的に客演しているほか、ミュンヘン、パリ、ブレスラウ、トリノ、およびローマなどをツアーで訪れている。
ヴッパータール交響楽団は、アウトリーチ活動にも力を入れており、積極的にオーケストラが毎回様々な編成で学校を訪問、それぞれの楽器を紹介する「オーケストラにさわろう」といった企画が特に好評を得ている。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

内容詳細

ヴッパータールでのライヴ録音。テンポや音量を大胆に操り、表情を万華鏡のように千変万化させた振幅の大きなマーラーだ。たとえばアダージェットでも消滅寸前のところまで音楽を絞り込んでゆく。こうした過剰気味なやり方を恣意的と感じるか、前向きに受け止めるか−−評価が分かれそうな注目盤。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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4.5

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みなさま絶賛のところ、どうもすみません。...

投稿日:2011/06/11 (土)

みなさま絶賛のところ、どうもすみません。私は感心しなかったなあ。端的に言えば、上岡さん、この大曲を持て余していませんかねぇ。特に第1部に当たる第1・2楽章は特にそうではないでしょうか。微妙に揺れ動いて定まらないテンポからは、各部分の楽想が表現しようとするものをつかみ切れていない(にもかかわらず何かを込めてみようとした)のではないか、という気がしてなりません。第3楽章以降は、今度はオーケストラがいささかつらい。名技性は特に求めませんが、表現されるものに惹かれるところがないなあ。上岡さんにはむしろ第9番あたりの方が合いそうな予感はしますけど。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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こんなに美しい第5番は初めて聴きました。...

投稿日:2010/12/11 (土)

こんなに美しい第5番は初めて聴きました。ご本人は、マーラーは苦手だ、とインタビューで仰っていましたが。品が良く美麗。繊細にして迫力も十分。やかましいだけのマーラーはもう通用しない、と思いました。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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西宮でリング抜粋を聴いて感動しました。上...

投稿日:2010/11/25 (木)

西宮でリング抜粋を聴いて感動しました。上岡はブルックナーだけでなく、マーラーも得意であり、マーラーを今日的に定常的なレパートリーとしている演奏家の多い中、このコンビ、意外と洗練されていて、ドイツの地方オケというより、アメリカ的な色彩もある魅力的な世界であり、大変に良かったです。

恐怖のタヌキ男 さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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