マーラー（1860-1911）

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交響曲第２番『復活』　クーベリック&バイエルン放響[1982 Live]（2CD）

マーラー（1860-1911）

評価 : 4.5
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(7)
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基本情報

ジャンル
:
クラシック
カタログNo
:
AU23402
組み枚数
:
2
レーベル
:
Audite *classics*
発売国
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

マーラー：交響曲第２番“復活”（ＣＤ２枚組）
クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団＆同合唱団、マティス(s)、ファスベンダー(ms)

1982年10月8日、ヘルクレスザールでのステレオ・ライヴ・レコーディング。既出のクーベリックによるすべてのマーラー録音の中で最高の演奏内容と音質を誇る素晴らしいディスクです。

　クーベリックの演奏は、作品に込められた多彩なメッセージを熱い共感をもって深く大きく語ってゆくこうというもので、たとえばテンポは似ていてもギーレンなどの分析的演奏とは大きくスタンスが異なるのが特徴的。

　収録当時のクーベリックは、直前にベルリンで“復活”を演奏していたこともあってか、ここでのアプローチには良い意味で余裕があり、各パートの出入りの面白さや微細な部分の“タメ”に至るまで、みごとに統率・演出されているのが印象的です。

　手兵オケでなければできない小技の切れの良さが、ここでの雄大なスケールの演奏に無類の説得力を与えているあたり、まさに80年代のクーベリックならではの芸風といえるのでしょうが、実際、第1楽章冒頭から、音楽の表情の変転ぶりと、なおかつ諸要素がすべて見渡せるようなパースペクティヴの凄さの並存には驚くほかありません。

　もちろん、そこでは第２ヴァイオリン右側のいつもながらの正統的な楽器配置が功を奏していることはいうまでもありませんが、今回はとりわけ録音状態が良いこともあって、響きの魅力がダイレクトに伝わってくるのです。

　そうした決してダンゴにならないテクスチュアの魅力は、この作品の場合特に有効で、たとえば第5楽章の冒頭でも決してうるさくならずに重要な展開素材の刻印をきちんと果たすことに繋がっています。音響面への配慮に欠けた、躁状態の興奮演奏からはまず聴かれない見事なアプローチだと言えるのではないでしょうか。

　しかも実演ならではのテンションの高まりと情趣の深まりは、クーベリックのことですからさすがとしか言いようがないもので、大詰めのフィナーレでも実にストレートかつ高らかに感動をうたいあげて聴き手に深い満足を与えてくれること請け合いです。

その他のバージョン

交響曲第２番『復活』　クーベリック&バイエルン放響[1982 Live]（2CD） のバージョン一覧へ

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復活はｼｮﾙﾃｨ&ｼｶｺﾞで初めて聴き、ﾊﾞｰﾝｽﾀｲﾝDG...

投稿日：2009/12/30 (水)

復活はｼｮﾙﾃｨ&ｼｶｺﾞで初めて聴き、ﾊﾞｰﾝｽﾀｲﾝDG盤、ｸｰﾍﾞﾘｯｸｽﾀｼﾞｵ盤、小澤&ﾎﾞｽﾄﾝ盤、ｵｰﾏﾝﾃﾞｨ二種他色々聴いてきた中で、このｸｰﾍﾞﾘｯｸのﾗｲｳﾞ盤が一番自分の好きな演奏になりました。他の演奏も素晴らしく、ｸｰﾍﾞﾘｯｸｽﾀｼﾞｵ盤もいいですが、この演奏はさらに印象に残りました。情熱的ながら音は暖かく、優しさと緊張感が溢れた最高の名演と思います。名演が多い曲で、全てを聴いた訳ではないですが、歌唱陣を含め、稀な名演と思います。

ミツ さん | 大阪府 | 不明

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全体的にすごくいいんですけど，一部独唱者...

投稿日：2007/07/07 (土)

全体的にすごくいいんですけど，一部独唱者とオケがかみ合わない部分があってすんごくもったいないっ･･･．とはいえトータルで見ればかなり中身の濃い演奏だと思います．

アリアンロッド さん | 石川 | 不明

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演奏はとても聴き応えがありました。バーン...

投稿日：2007/04/30 (月)

演奏はとても聴き応えがありました。バーンスタインの熱狂とはまた一味違う静かな熱演といった感じで、ＤＧ盤で感じた物足りなさはありませんでした。ですが問題は面切りです。今どき第３楽章と第４楽章の間で切るなんて、Auditeの無神経さに驚かされます。どうしてもそこで集中力が削がれて残念でした。

みなこ さん | 東京 | 不明

4

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マーラー（1860-1911）

1860年：オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年：ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年：ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年：カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年：『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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