SACD

交響曲第1番『巨人』 インバル&チェコ・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EXCL00085
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー交響曲第1番『巨人』
インバル&チェコ・フィル
ハイブリッドSACD


先に発売されたチェコ・フィルとの交響曲第5番交響曲第7番では見事な成果を示したインバルが、今度は2011年11月に演奏された交響曲第1番をリリースします。

【進化する巨匠】
常に進化し続ける巨匠インバル。すでにマーラー指揮者としての周知の名声を獲得しながらも、その進化の歩を決してゆるめることはなく、常に新しいアイディアやアプローチを打ち出してくる刺激的なマエストロです。「マーラーは生きた音楽」であるとして、インバルは、指揮者自身の変化、そしてオーケストラの国民性、演奏の場所、時期、聴衆、様々な要因によって、マーラー音楽の持つ深いメッセージは変化し、時代を投影すると語りました。

【中欧のマーラー】
ボヘミアに生まれ、交響曲第1番を作曲していた頃には、プラハのドイツ歌劇場で指揮者もつとめていたマーラーにとってチェコは深い縁を持つ場所です。 「中欧での本物のマーラーを、自分の最高の理想のものとしたかった」と語るインバルですが、この第1交響曲では、担当プロデューサーが、「リハーサルの最初の一音から楽員のみせる本気度が違っていた」と振り返るほどチェコ・フィルが本気になっていたのだとか。

【新しい機材を使用】
録音面では、新しく導入した真空管式のマイク・プリアンプを用い、チェコ・フィル独特の弦楽サウンドの魅力を更に引き立たせることに成功しています。新しいエクストン・サウンドによるチェコ・フィルの音が楽しめます。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音時期:2011年11月3、4日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
 録音方式:DSDレコーディング(セッション&ライヴ)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

インバルは元気だ。都響との二度目のマーラー全集を遂行中だが、チェコ・フィルとも全集録音を推進中。オケの持ち味と旨味を引き出す能力にかけては才長けている。チェコ・フィル特有の音色や滋味はマーラーにはうってつけ。第1番の冒頭から熱狂的な終楽章まで痛快に聴かせる。熱演である。(弘)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ワンポイントレコーディングヴァージョンSACDシングルレイヤー盤...

投稿日:2015/09/06 (日)

ワンポイントレコーディングヴァージョンSACDシングルレイヤー盤!正にオーディオリファレンス盤にふさわしい高音質盤!演奏も間違いない名演!最高です!

井熊 さん | 静岡県 | 不明

1
★
★
★
★
★
僕にとってインバルという指揮者は、「それ...

投稿日:2014/05/23 (金)

僕にとってインバルという指揮者は、「それこそ聴衆というのを意識しない」「ただ楽譜に書かれた音符を音化するだけ」で「意識的にニュアンスを醸し出そうなどと言う気は皆無」なイメージだ。そしてこの『巨人』も、まさにこのような表現がふさわしい演奏なのだが、それでいて何故か、出だしから感銘を受け、聴き終わるまで耳が離せない磁力に満ち満ちている。録音も素晴らしい。基本に忠実な演奏をするだけで、どうしてこれほどまで感動的なのか?ただただ不思議としか言いようがない。同曲では、古いところではワルターから始まり、バーンスタイン、アバド(CSO) など個性的な名盤が目白押し(個人的にはイワンフィッシャーなども好き)な中、これほどまでに無個性(というか、文章でいえば「行間」に何も詰まっていないという意味)なスタイルで、天下一品の演奏が産まれたことに、ただただ敬服する。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

1
★
★
★
★
★
期待通りのすばらしい演奏!冒頭から一切無...

投稿日:2013/07/22 (月)

期待通りのすばらしい演奏!冒頭から一切無理がなく、非常にいい調子で音楽が進んでゆきます。妙な粘りもなく、過剰な作為もなし。盛り上がりもごく自然で、気分と音響の相い俟ったクライマックスが形成されます。第1楽章から第2楽章へはほとんどアタッカのように突入。この前半はいかにも晴朗な気分で終わります。そして第3楽章。気分は一転してペーソスあふれる屈折した音楽に。トランペットの強い音がいかにも皮肉かつパロディっぽくて面白い効果を上げています。第4楽章はまさしく嵐のように動き回りますが、決して踏み外しはない。全曲は力強く完結し、大いに満足。総じて、インバルさんの完璧なるコントロールのもと、曲の持つすべての要素がはっきりと再現されたこの上なく見事な演奏といえましょう。チェコフィルもさすがの一流ぶりをアピールしています。東京都交響楽団との演奏もいずれもすばらしいものでしたが、こうして聴いてみるとチェコフィルには音色や響きに特別な味わいがあって、「やっぱり、違うなあ」と感嘆いたしました。そしてこのディスクの録音のすばらしいこと。聴き手とオーケストラの間に何もなく、まるで同じ空間でつながっているかのようなクリアーさ。超優秀、究極の録音。すばらしい成果です。しかし皮肉なことに、録音がすばらし過ぎるせいか、インバルさんの「唸り」がずいぶんはっきり聞こえまして、やや興を殺ぐ感じがしますねぇ。そこだけ、惜しいなあ。でもそれは、インバルさんがずいぶん入れ込んでいる証拠でもあります。好意的に受け取ります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

プロフィール詳細へ

マーラー(1860-1911)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品