CD 輸入盤

マーラー:嘆きの歌(1981ステレオ)、ヤナーチェク:ヴァイオリン弾きの子ども(1979ステレオ) ロジェストヴェンスキー&BBC響

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ICAC5080
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー:嘆きの歌(1981年ステレオ・ライヴ)
ロジェストヴェンスキー&BBC交響楽団


モスクワ生まれの大指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーによるマーラーとヤナーチェクです。若い頃から才能を発揮していた彼は、20歳の時にボリショイ劇場で『くるみ割り人形』を指揮して、多大なる名声を勝ち取ります。その後は数多くのソ連の作曲家の作品を初演することで、1960年代の初頭には、西側諸国への大規模なツアーも許可され、イギリスではロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やコヴェント・ガーデンに何回か登場し、1962年にはエディンバラ音楽祭でショスタコーヴィチの第4交響曲の「西側」初演を行っています。1971年にはプロムスでレニングラード・フィルを振り、1974年にはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管の主席指揮者となります。そして1974年にはBBC交響楽団の首席指揮者に就任し、1977年までこの地位にありました。この録音は、首席の地位を退いたあとのものですが、楽団員たちをまとめ上げる手腕には脱帽せざるを得ません。
 ここに収録されているマーラーの『嘆きの歌』は3部構成の完全版で演奏され、かつてCD化されて高く評価されていたもの。今回ICAから発売するにあたって、念入りなリマスタリングが行われています。また、初出音源となるヤナーチェクの珍しい作品も聴きものです。こちらは1979年のプラハ・フェスティヴァルでの録音です。(ICA CLASSICS)

【収録情報】
・マーラー:嘆きの歌
 テレサ・ケイヒル(ソプラノ)
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 ロバート・ティアー(テノール)
 グウィン・ハウエル(バス)
 BBCシンガーズ
 BBCシンフォニー・コーラス
 ジョン・プール(合唱指揮)
 BBC交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音時期:1981年7月20日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

・ヤナーチェク:バラード『ヴァイオリン弾きの子ども』
 ベーラ・ドゥケニー(ヴァイオリン)
 BBC交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音時期:1979年5月9日
 録音場所:プラハ、スメタナ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

内容詳細

79年に首席指揮者に就任したロジェストヴェンスキーがBBC響とともに残した録音。「嘆きの歌」は全3部版を演奏。81年、プロムスでのライヴ。ロジェストヴェンスキーのスコアの読みの的確さと棒の冴えに感心する。「ヴァイオリン弾きの子ども」はノスタルジックな音楽。79年、プラハでのライヴ。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 嘆きの歌 - Part T: Waldmachen (Forest Legend)
  • 02. 嘆きの歌 - Part U: Der Spielmann (The Minstrel)
  • 03. 嘆きの歌 - Part V: Hochzeitsstuck (Wedding Piece)
  • 04. ヴァイオリン弾きの子ども JW Y/14

ユーザーレビュー

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マーラーの『嘆きの歌』にヤナーチェクの『...

投稿日:2019/12/01 (日)

マーラーの『嘆きの歌』にヤナーチェクの『ヴァイオリン弾きの子ども』とはいかにもロジェストヴェンスキイらしい選曲だ。(2曲は別の日のライブ録音。) マーラーはオペラの指揮をしていただけに声楽に対する作曲技術が大変優れており、交響曲に声楽を伴う作品もあるが、声楽が中心となる規模の大きな作品はこのカンタータ『嘆きの歌』の他に『大地の歌』しかないのは残念な事だ。 『嘆きの歌』がこんなに素晴らしい作品とは知らなかった。 ロジェストヴェンスキイのマーラーは交響曲第5番のライブ録音が出ていたと思うが、交響曲全曲を演奏したことや、録音はあるのだろうか? この『嘆きの歌』の素晴らしさから考えて、ロジェストヴェンスキイはマーラー演奏に関して抜群のセンスを発揮することは間違いないだろう。 最近、ICA CLASSICSからBBCのアーカイブからの録音がリリースされていないようでさみしい。 引き続きロジェストヴェンスキイやロシアの指揮者・演奏家の秘蔵録音を発売して欲しい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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