ザ・ビートルズ史 誕生 下

マーク・ルイソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309277905
ISBN 10 : 430927790X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
838p;20

内容詳細

語り継がれてきた定説を覆す、新事実満載の「あたらしい」ビートルズ史が誕生! 歴史の証人たちへの聞き取り調査と多用な一次資料を徹底検証した渾身のビートルズ史、いよいよ刊行開始!

【著者紹介】
マ-ク・ルイソン : 1958年、ロンドン生まれ。BBCを経てフリーランスに。「ビートルズ研究の第一人者」として広く知られる研究家

山川真理 : 1963年生まれ。お茶の水女子大学卒業。編集プロダクション等を経て、ビートルズを起点とした文化全般をテーマに翻訳・執筆活動を行なっている

吉野由樹 : 1963年生まれ。1993年に米シアトルのカレッジ卒業後、ビートルズ専門誌の研究スタッフを経て、音楽雑誌や書籍などの翻訳・執筆を続ける

松田ようこ : 1960年生まれ。1972〜76年をニューヨーク州で過ごし、日大芸術学部卒業。80年代末から編集者、音楽ライター、翻訳家として活動。ウクレレ奏者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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まず間違いなくビートルズファンなら必読の...

投稿日:2021/04/08 (木)

まず間違いなくビートルズファンなら必読の書。個人的にはビリー・プレストンとファブフォーの関係がわかって良かった。

kam さん | 大阪府 | 不明

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 稀代のビートルズ研究家、マークルイソンの...

投稿日:2016/12/14 (水)

 稀代のビートルズ研究家、マークルイソンの渾身の力作、と思う。 ビートルズの書籍はその著者の主観と曖昧な記憶に頼らざるを得ない。しかし、この書籍は可能な限り、それらを排除して一次資料に基づいて客観的、かつ論理一貫性を通した内容と推察される。ビートルズマニア中級以上の方なら、必読書になるはず。  先の上巻もいいけれど、通説をひっくり返す醍醐味は下巻から十分に味わえる。 個人的にはジョージマーティンが「Love Me Do」を選ばねばならなかった理由とその前後の契約関係、人間関係が説得力とリアリティに満ちているのに驚かされた.  唯一、欠点と言えば翻訳書ゆえの「言い回し」の切れの悪さが所々で引っかかる。それを気にかけず、サラッと読むと良いと思う。

katsurin さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう さん

    本書の刊行によって、ビートルズ神話は葬られる。解説で広田寛治が指摘しているように、マーク・ルイソンは客観的事実によって神話を検証し、 ビートルズ像をより真実に近付けるのだ。虚飾が剥ぎ取られた結果、素っ気ないエピソードだけが、あるいは凡庸な姿が残ってしまうわけではない。事実、神話などなくとも、ここに登場するメンバー達は、ひときわ輝き、魅力に溢れ、唯一無二の存在感を放っている。ルイソンは、強烈な関心を持って、いや、もっと言えば、愛を持って、ビートルズという時代を見つめ、接しようとしている。(つづく)

  • mawaji さん

    広田寛治氏の解説にあるように、これまでの「神話」の一つひとつを客観的事実によって徹底的に検証し直した物語仕立ての歴史書はほんとうに読み応えあり。「あまり歌詞として歌われない”conceive”という単語を使うところにジョンの教養の高さが表れている」という部分には思わず首肯。キャバーン・クラブで原石だったビートルズがハンブルクで磨かれて世界に飛び立っていったということなのでしょう。行きは少年、帰りは大人 We went in young boys and came out old man…次巻まであと2年。

  • 狭山山広 さん

    ビートルズがここまで巨大になれたのは偶然の力も相当大きいことを実感。 もしメンバー行きつけの近所のレコード屋の経営者に凄腕マネージャーの才覚がなかったら、もしジョージ・マーティンが社内不倫や賃上げ交渉をせず、上司から気に入られてどこの馬の骨ともしれん田舎バンドのプロデュースを押しつけられることがなければ、ビートルズはどうなっていたか想像もつかない。

  • Shinya Ishikawa さん

    ビートルズ誕生前夜の歴史は大筋ではよく知られているけれど、この本の情報の肉付け量は本当に半端ではないです。なにより敬服したのは巻末にある「マークルイソン(著者)からのお願い」。これだけ調べてあってもまだ「情報募集」中とは。研究者としての情熱に胸を打たれました。この叢書が、ビートルズを知るために最も信頼のおける書になるだろうと思います。下巻の内容としては、ブライアンの心の闇やピート解雇までの流れ、リンゴ加入にはジョージが一番がんばったことなどが印象的でした。忘れた頃に出るであろう続編に期待です。

  • 田中峰和 さん

    前半ではメジャーデビューの前、5人目のビートルズと呼ばれたスチュアート・サトクリフとピート・ベストが紹介される。楽器も弾けなかったスチュアートは、ベースを購入してバンドに加入したが画家を目指し脱退。ビートルズが3度目の巡業でハンブルクに訪れる前日に脳内出血で死去した。ドラム担当のピートは、音楽レベルも低くメンバーにも馴染めずデビュー直前解雇された。62年10月5日「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビュー。ジョンは22歳、ポールは20歳、ジョージは19歳、リンゴは22歳だった。翌年3月、2枚目シングルが1位に輝く。

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