マーク・アロンソン

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砂糖の社会史

マーク・アロンソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562053810
ISBN 10 : 456205381X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
250p;22

内容詳細

奴隷たちの地獄から生まれた砂糖が農業、流通を変え、世界を動かした。人々の欲望は大規模農業を生み、世界に輸送網を開き、その富は、やがて産業革命のエネルギーにもなった。天国と地獄をあわせもつ「完璧な甘味」の社会史を、多くの図版とコラムもまじえ、わかりやすい記述で紹介。

目次 : 第1章 呪術から香辛料へ(神々と儀式/ 世界初の本格的な総合大学 ほか)/ 第2章 地獄(死と甘さのサイクル/ 砂糖の暮らしの脈動 ほか)/ 第3章 自由(すべての人間は平等である/ すべての人間は平等である―アメリカ ほか)/ 第4章 わたしたちの物語に戻って―新たな労働者、新しい砂糖(新たな奴隷制度/ 「黒い水」を渡る ほか)

【著者紹介】
マーク・アロンソン : “Sir Walter Ralegh and Quest for Eldorado”で第1回ロバート・F・シバート賞、およびボストングローブ・ホーンブック賞を受賞。ニューヨーク大学でアメリカ史の博士号を取得、スクール・ライブラリー・ジャーナルのサイトSLJ.comでNonfiction Mattersというブログを書いている。妻とニュージャージー州メイプルウッド在住

マリナ・ブドーズ : ウィリアム・パターソン大学の英語学准教授。これまでに多くの子供向け、一般向けの本を出している。“Ask Me No Questions”で第1回ジェームズ・クック・ティーン・ブック賞を受賞。フルブライト奨学金を得て研究員としてインドに滞在、ローナ・ヤッフェ賞を受賞した

花田知恵 : 愛知県生まれ。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    砂糖と奴隷の社会史。人間が欲望の末に、人間をモノとして扱う奴隷制の世界史的流れがわかりやすくまとめられている。

  • みゆき さん

    砂糖の歴史本はたくさんあるが、本書のオリジナリティは第4章にある。奴隷制廃止のあとに砂糖プランテーションの経営を支える安価な労働力としてインド人の年季奉公人がいたことを明らかにする。

  • ぱんちゃん さん

    紀元前に始まりイスラム教の発展とともに砂糖が普及し始め、イギリス植民地カリブ海の砂糖プランテーションとアフリカ奴隷を通り最後はガンジーで締めくくり。砂糖は世界の大きな歴史を操りながら広まっていくのが面白かった。特にイスラムがインドでゼロを学びアラビア文字を作りラテン語をアラビア文字に翻訳している時ヨーロッパの殆どが文盲で教養もなかったってところに驚いたし、ハワイに日系がいる訳とか南アメリカの陽気な音楽は奴隷時代のアフリカ人の日々の暮らしを励ますものだったとか、今に続く道を知る歴史書として面白かった。

  • キャド兄さん さん

    原題はSugar changed the worldです。砂糖が人類史に与えた影響について分かりやすく書かれています。ガンジーの話は知らなかったので、最後に少し良い驚きがありました。筆者も書いていますが、高校生のような若い人に読んでほしい本です。

  • ゆこ さん

    書いてあることは教科書通りだけど、筆者の親族に焦点を当てた物語性のある書き方で面白く、すらすら読み進めることができました。専門書を読む前の、導入的に読めますが、基礎知識のある人にとっては物足りないかもしれません。

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マーク・アロンソン

主に若い読者向けのノンフィクション作品を発表。2001年、『ウォルター・ローリー卿と黄金郷の探索』で、ロバート・F・サイバート知識の本賞を受賞。ラトガーズ大学で教鞭をとっている。マリナ・ブドーズとは夫婦であり、二人の息子とともにニュージャージー州メイプルウッド在住

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