世界で一番他人にやさしい国・日本 祥伝社新書

マンリオカデロ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396114886
ISBN 10 : 4396114885
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
220p;18

内容詳細

1975年の初来日以来、
日本に魅入られて40年余
サンマリノ大使にして、
各国大使を代表する
「駐日外交団長」が語る
「なぜ、私は日本の虜(とりこ)となったのか?!」
他人を思いやる、世界に類を見ない日本人の心の秘密とは――。

「駐日外交団長」が見た、
「驚くべき日本、そして日本人」
◆私が神道に惹かれた理由
◆キリスト教徒でも、神道は矛盾なく受け入れられる
◆外交団を代表して、天皇陛下への御祝辞
◆日本独特の「いただきます」「ごちそうさま」
◆世界に比較するものがない和食の魅力
◆日本人の魂の奥底に触れる一瞬
◆世界に普及した「オシボリ」
◆靖国神社に対する不幸な誤解
◆日本もイタリアも、母性優先のマザコン大国
◆日本で見た「パスタ専門店」の衝撃
◆「神道モデル」こそ、人類が行きつく道
◆サンマリノの夜を彩る提灯行列……

■日本人のやさしさの源泉をさぐる
来日して40年、サンマリノ大使であると同時に、在京各国大使を代表する「駐日外交団長」として、宮中の公式行事では天皇陛下に御挨拶申し上げる立場にもある著者による、異色の日本文化論。
大使は熱心なカトリック教徒である一方で、日本の神道を高く評価し、サンマリノに欧州初の神社を建立した。神道は宗教ではなく、自然と一体となった「生き方」であるとして、その精神が世界の中でもまったく類を見ない、日本人の他人に対する思いやり、やさしさの源泉になっていると分析する。


【著者紹介】
マンリオカデロ : イタリアのシエナ生まれ。高等学校卒業後、パリのソルボンヌ大学に留学。フランス文学、諸外国語、語源学を習得。1975年に来日し、ジャーナリストとして活躍。1989年、駐日サンマリノ共和国領事、2002年、駐日サンマリノ共和国特命全権大使を任命され、2011年5月、駐日各国大使の代表である「駐日外交団長」に就任。イタリア共和国騎士勲章など多くの勲章を受章

加瀬英明 : 1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とく たま さん

    不思議な国日本と謎の日本人。それは感謝と慈しみです。日本人は読んでおけばよい。外人さんも読んでおくとよい。万物に命を感じ、自然のままの日本は、差別なく争わない。

  • やっこ さん

    神道が、日本人らしさを表しているとか、和の精神を大事にしようと思った。だからといって、おしとやかで優しいだけでは他国とうまくやっていけないから、ある程度自己主張大事。でも、日本人が日本の良さを教育で教えられていないのは残念。

  • Eucaly さん

    イタリア、サンマリノ共和国大使のマンリオ・カデロ氏が、古代から続く日本人と宗教、自然との関わり、日本人の精神性について日本人以上によく観察、理解されているのには驚きました。日本人の特に若い人が自国の歴史や文化をよく知らないのにアメリカなどの消費社会に憧れ、強く影響されていることを懸念されています。日本が今後どうなっていくべきか、考える上でもとても参考になりました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マンリオカデロ

駐日サンマリノ共和国特命全権大使、外交団長。イタリアのシエナにて出生。イタリアで高等学校卒業後、フランス・パリのソルボンヌ大学に留学。フランス文学、諸外国語、語源学を習得。1975年に来日、東京に移住し、ジャーナリストとして活躍。1986年に駐日サンマリノ共和国名誉総領事として任命される。2002年

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品