(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
クリストフ・ルセ登場!
モーツァルトのライバル、マルティーン・イ・ソレルが
ダ・ポンテ台本で飛ばしたヒット作!
世界初収録!
非常に注目すべきオペラの映像が登場しました! ビセンテ・マルティーン・イ・ソレル(1754−1806)は、ウィーン宮廷歌劇場でのモーツァルトのライバルとして有名で、近年そのオペラも復活しつつあります。『ぶっきらぼうな善人』(あるいは『気難しいけれど根は善良』など)は、1786年にウィーンで初演されたオペラ。原作は、18世紀ヴェネツィアの劇作家、カルロ・ゴルドーニ(1707−93)が1771年にルイ16世とマリー・アントワネットとの結婚祝賀に書いたフランス語の喜劇。これをもとに、ロレンツォ・ダ・ポンテが台本を作成。1786年1月4日にブルク劇場で初演され、大成功を収めました。再演に際してモーツァルトが2曲の追加アリア(K582とK583)を作曲したことでも知られています。
音だけでも出回ったことのなかったこの傑作を、マドリードのレアル歌劇場が上演、その舞台をDVDに収録しています。指揮は古楽界の雄、クリストフ・ルセというから驚き。そして歌手は、名ソプラノ、ヴェロニク・ジャンスを筆頭に、ウィーンで大人気のテノール、サイミール・ピルグ、新世代のモーツァルト・バリトンとして確固たる地位を築いたルカ・ピサローニ、そして『善良な心をしたぶっきらぼうな男』であるフェラモンド役にはベテランのバス、カルロス・ショソンなど充実しています。演出は、かのピーター・ブルックの娘で、女優、演出家、映画監督としても活躍しているイリーナ・ブルック。程よくモダナイズした舞台作りです。
・マルティーン・イ・ソレル:歌劇『ぶっきらぼうな善人』全曲
エレナ・デ・ラ・メルセド(S アンジェリカ)
ヴェロニク・ジャンス(S ルチッラ夫人)
セシリア・ディアス(Ms マリーナ)
サイミール・ピルグ(T ジョコンド)
ファン・フランシスコ・ガテル(T ヴァレーリオ)
ルカ・ピサローニ(Br ドルヴァル)
カルロス・ショソン(Bs フェラモンド)ほか
マドリード・レアル劇場(王立劇場)管弦楽団(マドリード交響楽団)
クリストフ・ルセ(指揮)
演出:イリーナ・ブルック
収録:2007年11月、マドリード、王立劇場(ライヴ)
収録時間:140分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:伊英独仏西
NTSC
Region All