基本情報
内容詳細
インフルエンザ、HIV(エイズ)、コレラ、マラリア…。人類は新型コロナウイルスが出現する前から、さまざまな感染症の脅威と戦い続けてきました。本書は、病原体の生態と進化に着目し、感染症がうつる原因、重症化を防ぐ条件、制圧できない感染症が存在する理由など、さまざまな疑問について、わかりやすく解説。過去に流行した感染症とそれらの対処法を紹介するとともに、今後、人類は感染症といかにして向き合っていくべきか、探っていきます。かつてないほど感染症の危機にさらされている現代に必読の1冊です。
目次 : 第1章 はじめに/ 第2章 感染の正体を探る―さまざまな尺度で見る感染/ 第3章 インフルエンザ/ 第4章 HIV/ 第5章 コレラ/ 第6章 マラリア/ 第7章 カエルツボカビ/ 第8章 今後の展望
【著者紹介】
マルタ・L.ウェイン : フロリダ大学教授。進化遺伝学。宿主と寄生微生物の共進化を理解するためのモデルシステムとして、キイロショウジョウバエとそのウイルスの研究に精力的に取り組んでいる
ベンジャミン・M.ボルカー : マクマスター大学(カナダ・オンタリオ州ハミルトン)教授。理論生態学。ヒト、アカライチョウ、アナホリゴファーガメ、ショウジョウバエなどのさまざまな宿主生物における感染症の力学を研究している
山本太郎 : 1990年長崎大学医学部卒業。長崎大学および東京大学の大学院を修了(博士医学、博士国際保健学)。京都大学医学系研究科助教授、ハーバード公衆衛生大学院、コーネル大学・ベイル医学校留学、外務省国際協力局・課長補佐などを経て、2007年より長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野・主任教授。JICAやWHOの専門家としてジンバブエやハイチで感染症対策や研究に従事
青山薫 : 津田塾大学学芸学部英文学科卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして書籍・雑誌の編集、英語教材の制作に携わる。その後渡仏して、フランス語を3年間学ぶ。翻訳は雑誌やニュースメディアを中心に経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
マルタ・L.ウェイン
フロリダ大学教授。進化遺伝学。宿主と寄生微生物の共進化を理解するためのモデルシステムとして、キイロショウジョウバエとそのウイルスの研究に精力的に取り組んでいる
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