マルセル・デュシャン

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デュシャンは語る ちくま学芸文庫

マルセル・デュシャン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480084897
ISBN 10 : 4480084894
フォーマット
出版社
発行年月
1999年05月
日本
追加情報
:
15cm,241p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zirou1984 さん

    Q:この本は?A:傘寿を目前にしたマルセル・デュシャンのインタビュー集。Q:何をした人?A:20世紀における芸術の概念を作りかえた人。Q:代表作は?A:便器にサインしただけの『泉』、ただしそれは彼のサインではなかった。Q:その意図は?A:彼のダダイズム的姿勢、全ての反-芸術的態度によるもの。Q:それは作品と言えるのか?A:デュシャン自身が作品だったのです。Q:インタビューを読んでわかったことは?A:彼はとても、とても幸運で幸福であったということ。死を目前にしても遺作について決して語らなかったということ。

  • 井上裕紀男 さん

    キュビスムの作品から何かを感じ取ることがいつもできなくて、恐らく自分の感覚は鈍いのだと思いますが、有名と言われる作品も「何も考えずに作った」とデュシャンが語っていることは印象に残る。観念的な物を鑑賞する方法は恐らく正解などはなく、見た人が思い思いに何かを感じ取れば良いような気になります。 物を見る見方や世の中に対する見方は独特、家庭から自分を守るように生きたり、「死後の観客に価値がある」とかも何だか素敵。同時代の観客にあまり意味が無いとするなら、芸術家はやはり大変だなと思ってしまいます。

  • Automne さん

    何もしないということの極み、偶然性、芸術たらざるという芸術。 実は私、デュシャンと誕生日が一緒なのですが、あっけらかんとしているようで深い知性に溢れた彼の言葉の数々は大好きです。 「彼のもっとも美しい作品は彼の時間の使い方である」 「どうして絵を描くことをやめたんですか?」 「あらゆることをやめたからですよ」

  • Bo-he-mian さん

    実は本書を読んだのは30代の頃だったと思うけど、当時デュシャンを大して知らずに発作的に読み始めたんだよねぇ。たぶんアンドレ・ブルトンの『ナジャ』を読んだ直後で、そういう空気に酔っていたのかもしれない。しかしこの人の考え方の、あまりに型にはまらなさ加減ってのはホントぶっ飛んだね。特にあの有名な「大ガラス」・・・旅行中に友人に作品の管理を任せたら、間違えてガラス部分を割っちゃって、真っ青になってたら「これで完璧になった!」ってデュシャンが狂喜したっていう・・・物事にこだわっちゃダメだよって学びました(爆)。

  • イシザル さん

    「大ガラス」を、運搬時に偶然できたひび割れが作品を完璧に近づけたっと気付いた瞬間 西洋は千利休のわびさびに追いついた瞬間だろう。特権階級に媚びず大衆にも受けるポップアートの幕開けを感じる。

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