マルシャン、ルイ(1669-1732)

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CD 輸入盤

マルシャン:組曲集、ラモー:組曲イ調 ルセ

マルシャン、ルイ(1669-1732)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AMY032
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クリストフ・ルセ、
チェンバロ・ソロ待望の新譜!
貴重な銘器、ドンゼラーグ製の楽器を奏でる!


クリストフ・ルセ、チェンバロ・ソロ待望の新譜は、リヨンの有名な装飾芸術博物館に収蔵されている銘器ドンゼラーグのチェンバロを用いてのマルシャン[1669-1732]とラモー[1683-1764]という、なんともそそられる内容。
 マルシャンもラモーも、17〜18世紀当時を代表するヴィルトゥオーゾ奏者・作曲者でした。マルシャンの作品は、高貴さと荘重な雰囲気、そしてセンチメンタルな感情の表出がみられ、中・低音域が効果的に響くように書かれており、そのヴィブラートを思わせるような装飾のかけ方と相まって、まるでテオルボのような印象。ラモーの作品は、これに比べると比較的高めの音域中心に書かれており、チェンバロ特有の繊細な音色がより活きるものとなっています。
 今回ルセが用いたのは、リヨンの地に遺された貴重な楽器ドンゼラーグ。マルシャンは、リヨンに生まれ学び、そしてラモーは1703年の一時期をリヨンで過ごしました。ルセがユゲット・ドレフュスの下で学んだのもリヨンの地でした。リヨンという地で時代を超えて結び付けられる人物と楽器による、豪華なコラボレーションです。それまでのG’ -Bまでの楽器よりも音域が拡張(Fまで低音が拡張)され、パンチ力を増し、それでいて透明な魅力に満ちた音色をもつ楽器、ドンゼラーグ。フランスの二人の巨匠が遺した様々な表情に満ちたエレガントな作品を、ルセ一流の歌心と装飾とで印象的に聴かせてくれます。(キングインターナショナル)

マルシャン【収録情報】
マルシャン:
・組曲ニ調(プレリュード、アルマンド、クーラントI&II、サラバンド、ジーグ、シャコンヌ、ガヴォット)(第1巻、1699)
・組曲ト調(プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ、ガヴォット、メヌエットI&II)(第2巻、1702)
・3つの小品(ヴェニシエンヌ(ヴェネツィア風)、バダン(おどけた)、ガヴォット)

ラモー:
・組曲イ調(プレリュード、アルマンドI&II、クーラント、ジーグ、サラバンドI&II、ヴェニシエンヌ、ガヴォット、メヌエット)(第1巻、1706)

 クリストフ・ルセ(チェンバロ/1716年ドンゼラーグ製)

 録音時期:2011年2月20-22日
 録音場所:フランス、リヨン、装飾芸術博物館
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

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J.S.Bachとの絡みで高名なマルシャンをまと...

投稿日:2012/07/03 (火)

J.S.Bachとの絡みで高名なマルシャンをまとめて聴くのは、恥ずかしながら初めてで、他の演奏との比較は全くできないのですが、後半のラモー初期の組曲含めて、おそらくこれ以上望み難い好演ではないでしょうか。一頃の才気煥発さは、全く目立たなくなったルセですが、ただ当たり前に装飾も控えめに奏でられるチェンバロは、年々軽みと深みを増し、その味わい深さは尋常ではありません。ちょっと聴いただけでは、何気ない演奏のように思えても、聞き込む程に、ルセがどれだけの時代、地域を音の一つ一つに内在させているかが実感されてきます。不満があるとすれば、あまりにも素晴らしいためにあっという間に終わってしまって、もっと聴きたくなることくらいでしょうか....。全く目立たない地味な内容ながら、疑いなく現在世界最高のチェンバロ演奏の一つとして、お薦めできます。ルセの今後の新譜がますます楽しみです。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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