マルク・レビンソン

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コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった

マルク・レビンソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822245641
ISBN 10 : 4822245640
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,447p

内容詳細

グローバル経済の成り立ちを、コンテナに焦点を当てて振り返ったノンフィクション。コンテナ船を発明したトラック運送業者の果敢な挑戦を軸に、世界経済を一変させた知られざる物流の歴史を明らかにする。

【著者紹介】
マルク・レビンソン : ニューヨーク在住のエコノミスト。The Economistの金融・経済学担当エディターや、Newsweekのライターを務めた

村井章子 : 翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    アメリカ発のコンテナが世界的に広まるまでが、面白かった。意外と日本、中国の発展にも密接に関わっている事も知った。

  • コットン さん

    物流について&コンテナの歴史とコンテナリゼーションについての本。第二次世界大戦後の内陸輸送の主力は鉄道だった。50年代はトラック輸送になりピギーバック方式へ。60年代後半以降からコンテナ輸送で採算が取れるようになる。コンテナによる輸送時間の短縮とグローバル化の加速により成長している影には色々問題もありそうだ。

  • harass さん

    世界の物流に欠かせないコンテナ、船舶・鉄道・トラックで箱ごと輸送させるシステムの歴史の本。アイデア自体はあったが、実際に運用させたのは戦後の米国で、運搬工程を短縮できることに懸念する港湾の沖仲仕の労働組合との交渉から始まる。企業や国の思惑や規制に思うように普及しなかったがベトナム戦争での軍需品輸送で威力を発揮する。石油危機などや業界激変もあり、現状運送コストはこれまでにないほど抑えられ、グローバル経済を支えているという。実に詳しい記述で、学術書寄りに感じる。意外に多い登録数に驚く。堅苦しさもあるが良書。

  • Willie the Wildcat さん

    物流。人から動物、そして陸海空輸送への歴史。開拓精神、そして野望と欲が切り開く道。マクリーン氏の起業家精神が秀悦。先見性と行動力。機械化・近代化協定による労使双方の思惑とは異なった結果も、現代のGlobalizationを反映。但し、造船期間が変化のスピードに追いつけないのが辛いところ。一方、気になるのが「コンテナの放置」問題。戦争の齎す技術革新と、その後に待ち受ける”処理”問題は、戦闘兵器開発と同じ構図。コンテナもある意味で、物質社会の齎した当然の帰結なのかもしれないと感じる。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    ITは世の中を変えたが、そんなことは小さなものに思えるほどの大変化を鉄の箱、コンテナが起こしていた。華やかな技術イノベーションはないが、規格化、標準化、システム化を経て、輸送革命が起きていた。コンテナ輸送が始まったのが1956年。兵站を意味する軍事用語だった「ロジスティックス」は生産、在庫、輸送管理を含む経営用語になった。シームレスな輸送により、自社工場で完成させる方法からサプライチェーンを構成するようになり、生産の分散化が始まった。50年代、船の輸送経費の7割は港で発生。この価格破壊が革命をもたらした。

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マルク・レビンソン

ニューヨーク在住のエコノミスト。The Economistの金融・経済学担当のエディター、Newsweekのライター、外交問題評議会シニア・フェローなどを務めた

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