基本情報
内容詳細
子供の権利、刑罰制度、契約法から国家の正当性まで―リバタリアニズムの理論を体系化する。『アナーキー・国家・ユートピア』と並ぶ“自由の政治哲学”の現代の古典。
目次 : 第1部 序論:自然法(自然法と理性/ 「科学」としての自然法 ほか)/ 第2部 自由の理論(クルーソー社会哲学/ 個人間関係―随意的交換 ほか)/ 第3部 国家対自由(国家の本性/ 国家の内的矛盾 ほか)/ 第4部 現代の代替的自由論(功利主義的自由市場経済学/ アイザイア・バーリンの消極的自由論について ほか)/ 第5部 自由への戦略の理論
【著者紹介】
マリー・ロスバード : 1926年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学にて博士号を取得。当時ニューヨーク大学でセミナーを開いていた、オーストリア学派の経済学者ルードウィヒ・フォン・ミーゼスから大きな影響を受ける。ブルックリン工科大学やネヴァダ大学で教鞭を取る一方で、ケイトー研究所、リバタリアン党、ミーゼス研究所(オーバーン大学)などで、オーストリア経済学とリバタリアニズムの普及につとめ、ミーゼスの継承者として個人的自由の理論を一貫して追求しつづけた。1995年没
森村進 : 一橋大学大学院法学研究科教授
森村たまき : 中央大学比較法研究所嘱託研究員
鳥沢円 : 広島市立大学国際学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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