管弦楽作品全集第３集　タマヨ＆フランクフルト放送交響楽団

鮮烈！　かっこいい！
早世したマデルナが晩年に到達した前人未到の境地
20世紀における美の極致の音楽です！

好評のマデルナ管弦楽全集シリーズ待望の第３弾がリリースです。第１集が1940〜50年代、第２集が1950年代後半から60年代の作品と続き、いよいよ円熟の晩年の大作群の登場です。
　『放射』は古代ペルシャ、インドの古典文学をテキストにした声とフルート、オーボエ、予め録音されたテープと管弦楽のための大作で、マデルナ芸術の頂点といってもよい作品。死の前年に作曲された『ビオグラマ』はおそらくはテープ音楽に影響されたであろう、クリスタルのようなきらびやかで変幻自在の音色の変化に、また二重協奏曲『グランデ・アウロディア』では独奏楽器の超絶技巧とオーケストラの目も覚めるような色彩にうっとりとさせられてしまいます。毎度のことながらアルトゥーロ・タマヨ率いるフランクフルト放送交響楽団の演奏は完璧。超優秀録音。（TOBU）

【収録情報】
マデルナ：
1.　放射 (1971) 〜女声、フルート、オーボエ、大管弦楽とテープのための
2.　ビオグラマ (1972) 〜大管弦楽のための
3.　グランデ・アウロディア (1970) 〜フルート、オーボエと管弦楽のための

　キャロル・シドニー・ルイス（ソプラノ：1）
　タデウス・ワトソン（フルート：1,3）
　ミハエル・ジーク（オーボエ：1,3）
　フランクフルト放送交響楽団
　アルトゥーロ・タマヨ（指揮）

　録音時期：2007年
　録音方式：デジタル
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO