マッツォッキ、ドメニコ(1592-1665)

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CD 輸入盤

聖なる希望、世俗的な愛、他 ガブリエル・ガリード&アンサンブル・エリマ

マッツォッキ、ドメニコ(1592-1665)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDB004
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

宗教改革後のローマが迎えた
「音楽の改革」の申し子、ドメニコ・マッツォッキ
ガリード率いるアンサンブル・エリマが奏でる多様な作品群


時は16世紀末、宗教改革を経たキリスト教の中心地ローマでは、音楽においても後のバロック音楽に繋がる改革が行われていました。パレストリーナらによるポリフォニックな宗教音楽と、モンテヴェルディに代表されるモノディ様式による世俗曲という、2つの対極にある音楽様式が1つに絡み合い、新たな音楽表現が生み出されている時代でした。そんな時代を代表するのが、昨年(2015年)没後350周年を迎えたイタリアの作曲家、ドメニコ・マッツォッキです。
 このCDには、ジェズアルドとモンテヴェルディの系譜を引き継ぎながら独自の音楽を生み出しているマッツォッキの多様な作品が収められています。バッソオスティナートのような彼の先人たちの手法や、当時の新様式であったモノディ様式、イタリア語のみならずスペイン語やラテン語など様々な言語で書かれた声楽曲など、彼の多様な音楽表現が詰まっています。切々と歌い上げるものから心浮き立つような祝祭的な曲まで、多様な表情の音楽が詰まったこのCDはマッツォッキの音楽の魅力を様々な角度から余す所なく伝えます。
 彼はまた、強弱やテンポ表示など、音符以外の情報を楽譜に書き込み始めた作曲家の1人としても知られています。楽器の指定も行ったとされ、このCDの『世俗的な愛』の中では劇的な効果を高めるため、楽器本体を叩いて雑音を出すという現代顔負けの奏法を聴くことができます。
 1人でこれだけの幅広い様式に取り組み、成功を収めたにも関わらず、音楽史の中で取り上げられることの少ないマッツォッキの知られざる世界。17世紀イタリア、ラテン・アメリカ・バロックのエキスパート、ガブリエル・ガリードが率いるアンサンブル・エリマの輝きのある演奏で堪能できる1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
マッツォッキ:
● 聖なる希望
● 世俗的な愛
● マリー・マドレーヌ、希望と悲しみ
● 神聖なソネットとマドリガル

 アンサンブル・エリマ
 ガブリエル・ガリード(指揮)

 録音時期:2015年6月27日〜7月2日、9月14,15日
 録音場所:サールブール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

【CHEMINS DU BAROQUE】
K617レーベルの設立者アラン・パスキエが芸術監督を務めるフランスのロレーヌ地方サールブールで行われるサールブール国際音楽祭。シュマン・デュ・バロック(Chemins du Baroque)という文化センターで行われ、近郊の美しい聖ウルリヒ修道院などでもコンサートが開催されます。このレーベルは音楽祭での録音を中心に、関係のアーティストたちの録音をリリースしていきます。(輸入元情報)

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