マッグガーデン編

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小説 魔法使いの嫁 金糸篇 マッグガーデン・ノベルズ

マッグガーデン編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800006905
ISBN 10 : 4800006902
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
416p;19

内容詳細

金と銀の糸で編まれる、『魔法使いの嫁』の新たな地平――。

ヤマザキコレと確かな実力を持つ小説家達が文章にて紡ぎ出す、この世界の新たな彩。『魔法使いの嫁』初の公式小説アンソロジーが金糸・銀糸篇の2冊にて発売! チセとエリアス達だけではない、この世界の新たな側面を識る時、貴方はまた一つ、この世界の美しさを識る――。


【執筆予定作家陣】

・ヤマザキコレ「凍えた花」
クリスマス。チセ達とロンドンで出会ったセントールのヘーゼル。彼はふたりと別れた後、同じ種族でありながら独り暮らす叔母を訪ねるが、彼女は特別なセントールで――。

・三田誠「吸血鬼の恋人」
単行本第5巻で描かれたリャナン・シーとジョエルの悲恋。とり憑いた人間に詩文の才能を与える代わりに命をもらうリャナン・シーが、なぜジョエルを殺さずに寄り添うようになったのか――チセと出会うまでのふたりの物語。

・蒼月海里「黄鉄の騎士」
父親の影響で鉱物が好きなフェリシアは、友人の落とし物を墓地で捜している最中に水晶がついたペンダントを見つける。家に持ち帰ったその晩、魔物に襲われ意識を失うフェリシアだったが、目覚めるとそこにはルイスと名乗る青年が……。

・桜井光「虹の架かる日、御馳走の日」
虹が架かったある日、チセが家に帰るとシルキーが御馳走を作っていた。なぜシルキーはそのようなことをしているのだろうか? エリアス曰く、ときおりそういった日がある、ということなのだが……。

・佐藤さくら「守護者とトネリコ」
女性をたぶらかす妖精ガンコナーが、晴れた秋の昼下がりに声をかけたのは、あろうことか未熟な魔法使いアレックスだった。彼女が向かう先は、人間も妖精も近寄らない森と沼地だという。そんな危険な場所へ向かうアレックスの動向が気になるガンコナーは……。

・藤咲淳一「木に飢えた男」
天才プログラマー・ポールが失踪した。上司からポールが残したプログラムを探すよう命じられたアランは、彼の自宅で見えない何かに触れるという不可思議な体験をする……。この現象は、ポールの失踪に関連するものなのだろうか?

・三輪清宗「太陽と死んだ魔術師」チセとエリアスを“鉄錆”と呼ばれる魔術師が訪ねてくる。彼女は、エリアスが“夜の愛し仔”を嫁に迎えたことを聞き、それを祝福に来たと言う。しかし、“鉄錆”の過去も素性も知るエリアスは来訪の真意を探ろうとする。

・五代ゆう「稲妻ジャックと虹の卵 前編」
人間として暮らしてきた“取り替え子”の妖精・ジャックは“取り替え子”の相方・ラリーとともにニューヨークで探偵事務所を開いていた。そんなある日、彼女たちのもとに竜の卵を回収してほしいという依頼が舞い込む。稲妻ジャックは電光石火。素早く飛び込み、素早く解決!

※参加作家につきましては今後変更する可能性がございます。

【著者紹介】
ヤマザキコレ : 漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 瀧ながれ さん

    こういうアンソロジーを読むと、「原作の愛読者が楽しめるか」と「原作を知らない人でも楽しめるか」という相反する目線を向けてしまうのだが、これならたぶん、原作を愛してる人でも、ただのファンタジー好きでも、満足できるのではないだろうかな。三田誠、三輪清宗、五代ゆうなど、巧みに現実のすぐ隣にファンタジー世界を出現させる筆者たちの作品ばかりで、どれもしみじみとうつくしかった。途中でSAN判定が要りそうだった『木に飢えた男』が異色で印象に残りました。好きだったのは、シルキーが主人公の『虹の架かる日、御馳走の日』です。

  • ネムコ さん

    まほよめの世界観がよく表現されたアンソロジーだった。文章、アイディア、キャラ。どのお話も良かった。

  • 波璃子 さん

    なかなか豪華な執筆陣の小説アンソロジー。本編では主人公にならない人たちを掘り下げた話が多くて楽しませてもらいました。マンガの雰囲気そのままで、まほよめワールドを堪能できました。

  • のれん さん

    まほよめのアンソロジーだが作品毎に原作の補完レベルで迫ったものから、作風からして離れたオリジナル幻想譚になっている作品まで幅広い妖精譚を味わえる。 個人的に原作から離れつつ原作と同じ儚い幻想譚「守護者とトネリコ」怪談風「木に飢えた男」などは特に楽しめた。 ただ原作補完ネタでも推しキャラがメインになっている「吸血鬼の恋人」だけは大好き。 著者はこの手の幻想世界観を設定集みたいに語りたがりな作風をお持ちなので、自虐を魅力にして見せた文章にはクスリときた。焦がれながら交われない関係こそがとても愛おしい。

  • まっちゃん さん

    「魔法使いの嫁」の世界観でいろんな人物の話が読めて面白かった。特に出だしは自分の好きなヘーゼルさんの話だったので余計に。優しい話が多いけど、ホラーテイストな「木に飢えた男」も妖精の二面性が出ていて楽しめた。

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