マイクル・Z・リューイン

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夜勤刑事 ハヤカワ・ミステリ文庫

マイクル・Z・リューイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150784065
ISBN 10 : 415078406X
フォーマット
出版社
発行年月
1995年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,410p

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読書メーターレビュー

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  • セウテス さん

    【パウダー警部補シリーズ】第1弾。探偵サムスンシリーズで、少し登場したパウダー警部補が主人公、サムスンが本シリーズではチョイ役、友情出演という所だ。ミステリとしては謎解きを必要としておらず、パウダーのキャラの濃さで読む物語だろう。舞台はインディアナポリス、この街の夜勤専属の警部補が彼である。若い女性が殺され指を潰されて発見され、更には連続殺人となる。この中年の生活感、怒りや焦り、そして恋の悩みと描かれる。やっぱり私にはこのタイプ、苦手で仕方がない。ドーヴァー警部の様に、ブラックユーモアなら楽しめるのだが。

  • 遥かなる想い さん

    私立探偵サムスンシリーズから枝別れしたパウダー警部補シリーズ第一弾。 謎解きを楽しむというよりも、むしろパウダー警部補自身の個性描写を前面においたハードボイルド小説である。ただ、逆に犯人割れがいくぶんあっけなく、推理小説を期待すると、物足りないというのが正直なところである。

  • きゃれら さん

    久しぶりの再読。リューイン作品では、アルバート・サムスンシリーズが気に入っていてパウダーものは今一つ…、だったのだけど、単に読んだ時の自分が若かったんだなと思う。今回は抜群に面白かった。主人公の発言、行動がいちいち腑に落ちる。自分がこういう言動をすべきだとまでは思わないけど、言いたいことはよくわかるよ、的な。解説で北上次郎氏が言う通り、仕事に何らかの思いがある中年男性応援歌になってるんだろう。元気が出た。もはや入手困難のあと2冊はどうしたものか。

  • おくちゃん さん

    昔から気になっていた作家さんです。初めて読みました。今まで読んできた作家とは一味違う趣でした。嵌りそうです。

  • bapaksejahtera さん

    同著者の探偵サムスンシリーズにサブキャラで登場した、専ら夜勤に張付くパウダー警部補が主人公の第一作。サムスンもチョイ役で登場する。パウダーは19年間も19時から明くる3時までの深夜シフトを続け、これが性となった、いつも中っ腹偏屈な中年刑事。勿論カミサンとは不仲で本作中に逃げられてしまう。夜間にシフトされた理由は余り書込まれないが、不正を内部告発した為という。舞台であるインディアナポリスで女性の連続殺人が起こる。この捜査が筋の中心であるが、全体に中年刑事の「生活と意見」の如きゆったりした書き振りが好ましい。

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